12話 ページ14
『先生ら。外暗いです。生徒だけでも帰らせろください。』
とわざと不慣れになってしまった敬語で目上の立場の
そろそろ脳もﾀﾋんでしまいそうだし、できることなら本当に帰りたい。
でもそうか。私教師寮にはいるのか。
やったー、きれいだといいな。
はは。
と心の中で戯言を言いながら先生達の方をぼーっと見る。
きっと今頃生気のないただの悪魔だが、私からしたらめちゃくちゃ頑張っている。
褒めて欲しいところである。
いや
そんなことを思っていると、もものきせんせーからYESの言葉が出る。
『じゃあイルマくんかえろーか』
と立ち上がり手を差し出す。
自分でもふわふわしているのがわかる。
だがしょうがない。
眠いのだ。
たとえアクマでもニンゲンでもテンシでも。
眠気には抗えないのだ。
何故かイルマは不思議な表情をしている。
周りのみんなも。
『どしたの』
とあまりにも教師とは思えない言葉を言うと、
イルマは「なんでもないです、行きましょ！」と勢いよく手を握ってきた。
･･･？
ニンゲンとやらもよく分からないな。
不思議そうにこちらをみたら、すぐ手を握る。
そうか、そうだな。
たらし？とかそういうやつなのかなきっと。
悪魔たらしとは聞いたことがないが。
『それじゃ、私は１回送ってきますね。』
暗いので、と付け足すと納得したのか教員達は見送ってくれた。
え何を勘違いしてたの･･･？
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岡Ｐ(プロフ) - お話とても面白かったです。この先どうなるのか楽しみです。更新楽しみにしています。 (2022年11月24日 2時) (
レス) @page18 id: e3d27a2b53 (このIDを非表示/違反報告)
きょちゃちゃ - 作者さん！僕は作者さんが帰ってくるのをまってます！きっと、ほかの人も待っててくれてると思います！なので、続きを楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2022年11月21日 8時) (レス) @page18 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
あると。 - 待ってます！ (2022年10月29日 14時) (レス) @page18 id: 13f95ce4a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しう | 作成日時：2022年8月13日 7時
