14と1とそして ページ4
重なる身体と、絡められた指
JN ｢…脱がすよ｣
｢ん、｣
ごつごつした指が、スルスルと
バスローブの結び目を解いた
JN ｢…ん、好き……、愛してる｣
唇がだんだん下に降りていって
たまに、敏感なところに触れる
優しい低音が鼓膜を揺らした
｢…っ｣
ふくらみを手のひらで包まれて
声が漏れた
こんな声、いつも出ないのに
恥ずかしい声が漏れないように
手の甲で口元を覆っていると
JN ｢…だめ、全部見せて
…全部聞かせてよ ｣
手を外される代わりに、優しく唇が塞がれた
私の手を掴んだ右手はそのまま下にのばされて
｢…や、くすぐった…い｣
さわさわと太腿を撫でる
その手つき、眼差しにですら
私は熱をもってしまうのに
JN ｢…指、入れるよ｣
私の中から小さな水音がして
私、好きな人の指で感じていることを
嫌でも思い知らされる
｢…んっ…、あぁ…ジェ、ノ｣
JN ｢…っ
可愛い…っ、もっと俺の名前呼んで｣
好き、可愛い、愛してるって
余裕のない表情で、何度も言ってくれるジェノ
自分が知ってる言葉じゃ上手く言い表せないほど
…とても幸せで、満たされていて
指がだんだん増えて、声も大きくなっていく
｢…はぁ、も……っぁあ｣
体が痙攣して、力がふっと抜けたあと
逞しい腕にぎゅっと抱きしめられて息を整える
視界が涙でぼやけてよく見えない
…私、こんなに幸せでいいのかな
そのまま、
唇を食べるような深いキスが落とされる
JN ｢…死ぬまで、もうお前しか愛せないよ｣
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稟(プロフ) - きららさん» ありがとうございますすごく嬉しいです！、これからも楽しく書き続けます^ - ^ (2021年1月23日 9時) (
レス) id: be56eb441f (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 前もコメントさせていただいたんですけど(何回コメントするんだよって感じですよね笑)ほんとにこのシリーズが大好きすぎてずっと読み返してキュンキュンしながら続きが出るのを楽しみにしてます！！(^-^)次も楽しみです！ (2021年1月22日 1時) (レス) id: c6db1fa1ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこ | 作成日時：2021年1月18日 0時
