I'm your girl ～chapter 1～ (ページ7)

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今日はページ7

12月24日

今日はクリスマス・イブ

街を見渡せば

輝くツリー

腕を組んで微笑み合うカップル

プレゼントを待ち遠しく思う子供たち______

とはいえ私はずっと仕事で。

年末歌謡祭の準備があって最近すごく忙しい

日中はダンスと歌の練習やリハ

夜はラジオに出演させてもらったり雑誌の取材がある

デビューしてまだ少ししか経っていない新人に

こんなに色々な仕事を与えて貰えるのはありがたい

スタッフ｢リンさんスタジオ入られまーす！｣

カメラのシャッター音に合わせて、

次々とポーズを決めていく

何度も髪型やメイクを変えて、

ありがたいことだけれどくたくただった

mg ｢A大丈夫？｣

｢だいじょーぶ、ちょっと疲れちゃっただけ｣

今日の予定はあとラジオだけ

｢最近ものすごく活躍されていますね！｣

｢本当にありがたいです。

支えてくれるペンの皆さん、スタッフさん

会社の人…常に謙虚にこれからも頑張ります｣

｢もう数時間でクリスマスイブも終わってしまいま

すが､リンさんの理想のクリスマスを教えてほし

いです｣

｢私実はクリスマスイブ生まれで…

なので、誕生日の分とクリスマスの分で2つ

ケーキが食べたいです！あとサプライズとか

もされてみたいですね～それが憧れです！｣

｢今日お誕生日なんですね!?

もっと早く知っておくべきでした…

17歳も楽しんでくださいね～｣

｢ありがとうございました～

皆さんよいクリスマスをお過ごし下さい！｣

そんな感じでラジオの生放送は終わった

誕生日なのにケーキを食べる暇もなかったな

グループだったらでっかいケーキを買って

お祝いしたりするんだよね

でも今からなんて無理だし、、、

今年は諦めるしかないか

そう思って

オンニの運転でいつも通り家に帰った