ケーキ ページ38
YR ｢A〜久しぶり〜｣
｢久しぶりだよイェリオンニ〜泣｣
活動期間が終わり、
お互い久しぶりにオフが被ったので
お洒落なカフェで女子会。
YR ｢あの3人はどうだね、今｣
｢うーん、なんか…
甘すぎて、少女漫画の中に入ったみたいな生活だよ｣
｢ジェミナとドンヒョクは…と、特に…｣
YR ｢特に！？何！？！？！？｣
｢ち、ちゅーしてきたり…いきなり…｣
YR ｢何それ！？やばくない！？可愛い顔して
恐ろしいな奴ら…｣
YR ｢じゃっじゃあジェノは？｣
｢ジェノは…なんというか一緒にいると落ち着く
感じで…うーん、なんだろう｣
｢種類が違う砂糖みたい…みんなして
前までそんなんじゃなかったのに｣
YR ｢そーかそーか、オンニは分かっちゃったよ｣
｢え、何が！！｣
YR ｢Aがもしも本当にあの3人の中から1人を
選ぶとしたら、誰を選ぶか｣
｢わかっちゃったなら教えてよーーー｣
YR ｢フフ、ダメでーす、
そういうことは、自分で気づいてこそのものよ｣
｢あ……そっか｣
優雅に紅茶を飲むオンニを見て思う
私ってどんだけ子供なんだろ…
ちょっと近況報告しただけで
そこまで予想がつくなんてそんなにわかりやすいかな
頭の中に浮かぶはてなマーク
ケーキの最後の一口を口に放り込んだら
上品な甘さが口を満たしていった
｢ん〜〜、おいし｣
YR ｢A、唇にクリームついてる｣
唇を拭いてもらって恥ずかしい
こんな歳にもなってね…
ふと、イェリオンニが思い出したように言う
｢まぁ、あの子達なら
誰を選んでもきっと幸せにしてくれるよ｣
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作者名：ぽこ | 作成日時：2020年7月19日 19時
