I'm your girl ～chapter 1～ (ページ35)

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どんな宝石にもページ35

haechan side

今日はAのMVが出る日。

もちろんこういう時は

DREAM全員で鑑賞するんだけど、

RJ ｢ちょっ、どけよ見えねぇだろうが！｣

JS ｢もうMVでちゃいましたよヒョン！｣

AのMVが早く見たくてカオス状態

やっとの事で再生ボタンを押す

待て、こいつ密着シーン多すぎじゃねぇか？

10代らしからぬ色気にチソンは目を覆っている

マンネにはまだ早かったようだ

曲もすんごいいいし、歌声も最高なんだけど

どうしてもAにしか目がいかない

芸術品のような長い手足に、儚げな視線

ていうかスカート短すぎだろ。

こんなん全世界に公開してるとか罪でしかないし

出来ることならば、

あまり見ないで欲しいとさえ思う

CL ｢…宝石みたいだよ、ヌナ｣

ぽろっと零したチョンロ、まさにその通り

なかなか自分のものになってくれない宝石。

それがリンでありAなんだ

｢こんなのもう、Aくらいしかいないよな｣

こんなにも綺麗な人はAくらいしか見つからない

意味はそれだけじゃない、

こんなにも好きになる人はAしかいない

黙ってるけど、みんな同じ気持ちだと思う

バトルなんてしてるけどな。

JN ｢明日A出るんだった、MC頑張らないと｣

ジェノが思い出したようにニヤッと言う

こいつムカつくなぁ！

こういう時、番組MCはずるいと思う

｢MCってことで無駄に近づくんじゃねぇぞ｣

JN ｢それはどうかなぁ｣

おなじみの三日月目で笑うジェノ

JM ｢まぁまぁそう二人とも、｣

アイドルスマイルのジェミナ、目が笑ってないぞ

俺だって、二人に負けないくらい

Aのことを愛してる。