絡まった糸 ページ22
jaemin side
なんとなくモヤモヤしたまま韓国に帰ってきた
親友の恋を応援したい気持ちと
やっぱりAは譲りたくない気持ち
ドンヒョクも多分気づいてる
会話が極端に減っていたジェノとAに
何もないわけがないって。
幼い頃から
前だけを見て走ってきて
寄り道なんてしたことがなかったから
こういう時にどうしていいかわからない
しかも、Aを前にすると
ただの意地悪な幼なじみになってしまうわけで。
素直に気持ちを伝えられるジェノが
羨ましくも思った
一体どうしたらいいんだろう。
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haechan side
前まで距離が縮んだと思っていた
ジェノとAに
最近、壁ができたように感じた
正直、これはかなりチャンスに思えた
俺が今Aに告白したら
Aは腰を抜かすんじゃないかと思うけど。
でも、そのくらいしないと
他の二人にリードされちまう
しばらくしたら
Aとコラボする仕事があるらしい
ボーカルの特権ってやつ？
そこがきっとチャンス
次は俺の番だよ
待ってろよA
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作者名：ぽこ | 作成日時：2020年7月19日 19時
