無 口 柱 の 狂 人 さ ん【鬼滅の刃】

はじめまして ページ3

Aside



髪が赤と黄色の人


もふもふした白髪


おかっぱっぽい黒髪


桜餅みたいな髪色


毛先が紫の髪


白髪の派手な人


髪が長い男の子


無愛想な半々羽織の人


背がでっかい白目の人





なんだか目がチカチカする



これから私はこの人たちと仕事をするんだ




どんな人達だろう。




興味津々でじっと見つめると



毛先が紫の人の瞳孔が開いた



怯えてるの？




私が怖いの。




怖いんだ。





どこが怖いの。





この三白眼？




それとも





"鬼の血"で染まった赤い髪？







ますます興味が湧く







お館様「みんな、仲良くしてあげてね。」





柱「「御意」」





お館様「今日はこれだけだよ



　 もう解散して大丈夫だよ」






お館様はそのまま屋敷の奥へ消えていった








煉獄side





この空気を打ち破る勇気は




残念ながら俺には持ち合わせてない




お館様がいなくなり少し気が抜けた彼女は





人差し指をしゃぶりながら





こちらを見た







･






"『ねぇ』"






柱「「！！」」






『…あなた達……お名前は？』





相変わらず指をしゃぶりながら




縁側から降り、俺たちの前にしゃがみこむ






煉獄「っ、俺は炎柱！煉獄杏寿郎だ！」




宇髄「おれは音柱！宇髄天元だ！よろしくな！！」




伊黒「…蛇柱、伊黒小芭内だ」




冨岡「…水柱、冨岡義勇」




胡蝶「蟲柱の胡蝶しのぶです


　 よろしくお願いしますね」




甘露寺「恋柱の甘露寺蜜璃よ！よろしくね！」




時透「霞柱の時透無一郎」



悲鳴嶼「南無…岩柱の悲鳴嶼行冥だ……」



不死川「……風柱、不死川実弥だァ」







全員の自己紹介が終わると




しゃぶっていない方の指で俺たちを順番に指を指した








『きょーじゅろー



　てんげん



　おばない



　ぎゆー



　しのぶ



　みつり



　むいちろー



　ぎょーめい



　さねみ




　合ってる？』









光の無い目で俺たちに首を傾げる彼女は





普通なら可愛いと思うのだが





その目故か、とても不気味に見えた






『……苗字、覚えない


　下の名前で呼ぶ。いい？』





少し片言で話す彼女に違和感を覚えた





宇髄「なら、俺もお前を下の名前で呼ぶぜ！


　
　 A！これからよろしくな！！」




『うん』









なんだか掴みどころのない子だ。
　

おばない→←狂人さん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す