鬼滅の刃に百合の花を咲かせましょう

関係性【堕姫・胡蝶しのぶ】 ページ42

Aside


ほんの出来心だった


鬼殺隊士、ましてや柱である私が


鬼と肉体関係を持つだなんて。





『堕……梅』



堕姫「ん？なに？」



『シたい……』



堕姫「また？」



『足りないっ…//』



堕姫「…ほら、おいで？」






梅にぎゅっと抱きつき




唇を重ねる




舌が絡まり、歯列をなぞる





『んっ、んっ、……』



堕姫「んぁ……もう目、トロンとしてる」



『ねぇ、触ってよ…///』



堕姫「いいよ…」






もう既に反応してる胸の頂を


摘まれ、胸元が開けられる


鎖骨にピリッとした痛みが走り


視線が絡まる




『っ〜///』


堕姫「ん〜？なに？急に照れて」


『なっ、なんでもないっ、あっ、あっ、』


堕姫「もう濡れてる…変態ね……」


『言わないでっ、そんな、ことっ、///』







分かってる。






こんな事イケナイって。








しのぶside



『しのぶちゃんごめん、



　鬼にバッサリやられちゃって』



苦笑いをしながら、私に訴えかけるAさん





しのぶ「珍しいですね」



『ちょっと厄介な鬼でね……』



しのぶ「なら、服脱いでください」



『は〜い』





彼女は隊服を脱ぎ、こちらに背中を向ける





しのぶ「あら……結構、バッサリ」



『あはは……』





彼女の傷の対処をしていく。



そこで目に入ったのは、項にあった



虫刺されの様な痕





しのぶ「ん？……これは一体？」


『え？』


しのぶ「虫刺され、ですかね」


『へっ？…あ、あぁそれは…虫刺され、ですよ』


しのぶ「…紅の痕」


『え？』


しのぶ「これ、紅ですよね…接吻痕ですよね、これ」


『あっ、あの、それは、』


しのぶ「誰ですか？…甘露寺さん？」


『いえ、違います……』


しのぶ「じゃあ誰ですか？」


『私のお、幼なじみです……しのぶさんの知らない』


しのぶ「嘘ですね、


　 だって嘘をつく時の癖、出てますよ」


『っ、』


しのぶ「誰ですか、教えてください」




彼女を寝台に押し倒し


馬乗りになる





『しのぶ、さん？』


しのぶ「貴女が私以外に触れられてるなんて


　 考えられません」


『え…？』


しのぶ「私は貴女が好きなんです」


『え……』


しのぶ「誰ですか、そいつは。

　 今からそいつを殺しに行きます」


『ダメっ！！』


しのぶ「なんでですか？！」


『私は…その人を、愛してるから……』




私だって愛してるのに。

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