誘い文句に乗ってしまったら騙されてた ページ10
｢私、旅館を経営しておりまして…ですが私の所にもその命が来てしまったので宿を用意する事は不可能ですが
近くにある寺を用意する事なら出来ます。｣
桂｢良いのか？それをしたら貴殿は反逆罪で…｣
｢大丈夫です。私も、参加するつもりだったのですが…生憎この足で…。だからもしこの地であれば、協力しようと決めていたのです。｣
とまあやけに親切にで芯を通す男がいた。
銀｢じゃあここは言葉に甘えとこうぜ。おっさん、名前は？｣
｢雪衛門と申します。｣
桂｢雪衛門殿か…それでは案内してもらおう。｣
そのおっさん…雪衛門は俺達を寺へと案内してくれた。
その日から朝、夜と食いもんを持ってきてくれた。
そんな生活に慣れてきた頃、
雪｢お食事持ってきましたよ。｣
銀｢おー、いつもすいません。｣
雪｢あれ…｣
銀｢どうしたんすか？｣
雪｢今日は娘を連れてきたんですが…｣
雪衛門は辺りを見回すけれど子供どころか人っ子1人もいなかった。
銀｢俺、探しましょうか？｣
雪｢すみません…｣
銀｢そんなあらたまんなくていーっすよ。じゃあ｣
雪｢あ…名前も聞かずに行っちゃった…｣
銀｢あーくそ。名前聞くの忘れた。｣
無闇矢鱈に探しても仕方が無かったので1度また寺に戻ることにした時
｢気味悪いんだよっ！｣
｢お前なんか消えちまえっ！｣
昔聞いていた刺さるような言葉の数々に誘われて来た。
近くに来て影から見てるとコツンコツンと小石を当てられてる面を被ったガキがいて、数人がそいつをいじめてるようだった。
｢なんか話せよっ｣
銀｢はーいはいはい、何やってんの。よってたかって。｣
｢んだよっ！｣
｢お前には関係無いだろー！｣
チラッとガキを見るとただただぼーっと立っているだけだった。
銀｢戦場に投げ出されてーのか糞ガキ共！！｣
｢「「うわあああ｣｣」
でかい声で怖い顔で脅したらガキ共は去っていた。
銀｢おい、大丈夫か。テメー｣
そう聞くと慌てて逃げ去った。
(んだよ…助けてやったのによォ)
そう思い、寺へと戻って行った。
買い物って買い忘れがあると凄く疲れるよね→←言い訳を言う時って大体早口になるよね
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叶優(プロフ) - すみません！手違いでイラストが反映されていませんでした。イラストが見れるようになったのでぜひ見てください。 (2019年6月18日 23時) (
レス) id: 03562ee42c (このIDを非表示/違反報告)
はかたのォしお！！ - 更新頑張ってぇぇぇぇ (2019年6月15日 14時) (レス) id: ec73fc1a8a (このIDを非表示/違反報告)
叶優(プロフ) - クミコさんさん» ありがとう。…いやでもなぜこんな事になってるんだ… (2019年6月3日 21時) (レス) id: 03562ee42c (このIDを非表示/違反報告)
クミコさん - 初コメ失礼しやーす！この作品、面白くて好きです！更新楽しみにしてます！ (2019年6月1日 17時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叶優 | 作成日時：2019年5月30日 18時
