肝心な時に消えてる ページ15
土｢今の…どういうことだ。｣
ギロリ…と鬼に睨まれ、先ほどだべっていた隊士達は涙目になっていた。
土｢てめぇらの事じゃねェだろ。アイツと百地の問題だろ。ギャーギャーうるせェんだよ。
不気味だァ？じゃあなんでお前らはそいつを慕った？
男口調だァ？女を理由にして逃げてないだろAは…
愛想ない？…稽古が終わった後一人一人のこと見てアドバイスしてくれんだろ。
Aは！ここの事誰よりも考えていて、誰一人死なせねェ様に頑張っている。そんな奴を誰も信じなくてどーすんだ！｣
怒り任せに吐き出してその場を去った。もちろん総悟を追うためじゃない、そんな奴の部屋へと向かっていった。
土｢A！…って総悟…なんでお前が。｣
そこに居たのは先程まで憎んでいた沖田総悟だった。
沖｢さっきの聞いてやしたよ。…まぁ俺もあっちが黒だと思っていやすんで。あーゆー女こそ嫌がらせとか頻繁にしてるんじゃねェかって。ほら案の定…｣
とAのクローゼットを開く。
沖｢対服も全部切り裂かれているし、その裏にはゴミ、あと…机の引き出しに｣
言いながら開くと大量の手紙。内容はキエロなどのくだらない事。
沖｢まぁこれでどっちが黒か分かりやしたね。｣
土｢あァ。近藤さんに伝えて百地を追い出すぞ。総悟はAを探してくれ…そして山崎。お前もそこに居るんだろ。｣
そう言うとバレてましたかと苦笑いで出てきた。
山｢俺は全隊士に伝え、Aさんの捜索に向かわせます。｣
土｢それじゃあ、頼んだぞ。｣
3人はそれぞれのやる事を果たしに行った。
■□■
旅客機に揺られて数時間。何とか蝦夷に着いたようだ。
｢…ここが…僕の…｣
そこからバスに乗り、自分の住んでいた村へと向かった。
村に着くととっくに日が暮れていた。が、自分の家へと歩いていった。
やっぱり…知ってる。体が無意識に家の道を覚えていた。家に着くと黄色のテープが貼ってあり入れない状態だった。
が、無理矢理入った。
中を見渡すと調べが終わった後。昔は今ほどに技術が発展されてない為簡単に捜査され何事も無く終わった。
でも今は向き合える。ちゃんと犯人を見つける。
花壇の方へと歩き出した。
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叶優(プロフ) - すみません！手違いでイラストが反映されていませんでした。イラストが見れるようになったのでぜひ見てください。 (2019年6月18日 23時) (
レス) id: 03562ee42c (このIDを非表示/違反報告)
はかたのォしお！！ - 更新頑張ってぇぇぇぇ (2019年6月15日 14時) (レス) id: ec73fc1a8a (このIDを非表示/違反報告)
叶優(プロフ) - クミコさんさん» ありがとう。…いやでもなぜこんな事になってるんだ… (2019年6月3日 21時) (レス) id: 03562ee42c (このIDを非表示/違反報告)
クミコさん - 初コメ失礼しやーす！この作品、面白くて好きです！更新楽しみにしてます！ (2019年6月1日 17時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叶優 | 作成日時：2019年5月30日 18時
