悪女はまだまだ物足りない

玖 ページ16

うーん、凄いな、これ


さて、今は何に悩んでいるでしょうか？


壱、みんなの目線が痛い


弐、伊黒さんが蜜摛の言葉で超悲しんでる


参、私の味方の人が愛佳の味方の人をすごい目で睨んでいる


…これ、正解は全部なんだわ


小「…嫌われた」


し「…(あの人は最低な人なんですよ？なぜ、甘露寺さんと時透さんは…。それに、こんな証拠、信じられない。説得力が余り来ないのですよ)」


蜜「…(あんな愛佳ちゃんの最低な演技に騙されるなんて！皆んな可笑しいわ！こんなのどうかしてる…！何でみんなは愛佳ちゃんを信じちゃうの…？)」


無「…(何で皆んなはAを信じないんだろう。刺した瞬間も見てないくせに…本当に可笑しい。馬鹿みたいだよ。…僕も過保護すぎなのかもしれないけど)」


杏「…ううむ(愛佳少女が言っていることが本当であるならば、これは立派な隊律違反…！だが、今のところは何も言えないな！)」


『(何で皆んなは愛佳を信じてしまったのだろうか。私が弱そうだから？刀が刺さってたから？可笑しい、可笑しいよ…。愛佳は何かある、絶対に)』


皆んなの考えが頭に浮かんだ頃、お館様が口を開いた


館「今回はここで終わるよ」


お館様が居なくなり、皆んなは立ち始める


…視線が痛い


この場に居たくない、辛い

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