第５話 ページ8
『で、私はどうすれば良いのかしら。』
？「……グルさんが認めたとしても暫くは牢に居てもらう。
ゾム、頼んだで。」
？「…はぁ…。」
大人しくせぇよ、と言われて再び手首を拘束された私は大人しく着いて行く。
？「…何や大人しな…。
何か企んどるんか…？」
『別に？
ただ、私にはここで争う理由もないし貴方達を殺す義務もないもの。』
？「そう言って、俺らを油断させる事が出来ると思うか？」
『バカ言わないでちょうだい。
どうして私がそんな事をしないといけないの。』
？「…どうだか…。」
『…あの方には捕まる人材何て不必要なのよ。
私はもう、要らないの。
そうで何かしらの請求が来るんじゃない？』
？「あの方…？
要らない…？
…その請求が来たらどなんするんや…。」
『簡単な話、死か生よ。
私の死か生を貴方達が決めるの。』
牢屋に着いて私は大人しく牢に入った。
？「お前の…？」
足を止めて聞き返してくるゾムと言われる男。
『そう。
私の育ての親…そうね…雇用主はとっても優秀な人なの。
失敗何て1度もない。
あの方からじきに貴方達に請求が来るはずよ。
内容は、私を買うか私を殺すか。』
？「……グルッペンなら買うやろけど俺やったら殺すな。」
と言う事は、あの男はこの国の総統だったわけね。
『そこまで悪い話ではないと思うのだけど？
その人間を買うという事はその人間の持つ情報も付いてくるという事。』
？「……。」
『この立場で言うのはあんまりだけど、私達は仲間の事は命をかけても守り抜くの。
その中でも私は結構な腕前を持つと自他共に認めている暗殺者よ。』
？「へー。
ほんならお前は弱いんやろな。
自分をそこまで持ち上げるとか、自意識過剰女が。」
私を押し込むように入れて、ガチャっと鍵をかけて牢から離れた。
『んー…。
まぁどこぞの脅威よりは強いんじゃない？』
？「…⁈」
『まさか我々国に忠誠を誓うとは思いもしなかったわ。』
？「…気分が悪くなる事しか言わんな……。」
そう言って牢屋から出て行った。
『………。』
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向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 何卒、よろしくお願い致します！m(_ _)m (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 黒兎様、ご報告ありがとうございます！また、返信が遅れてしまい申し訳ありません！【設定した名前（省略】というのに致しましては、目次の1番下の設定にて変更する事が出来ます！こちらの説明がかなり拙いため、解決しない場合他にご不明な点があれば再びご連絡下さい (2021年4月9日 1時) (レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - すみません！ 第11話にミスがありましたのでご報告させて頂きました。夢主の名前が、【設定した名前の最初2文字】になってます！ (2021年3月29日 18時) (レス) id: 80b7b02781 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 雪餅さん» 雪餅様、コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！続編の件も了解です！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
雪餅 - コメント失礼します！とても面白かったです！！もしよければ続編もみたいです！ (2019年8月30日 7時) (レス) id: 6af2d97fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 x他1人 | 作成日時：2019年6月26日 0時
