第２４話 ページ28
勢い良く風が部屋へと吹き込み、カーテンをパタパタと靡かせる。
コネ「おいっ‼
どなんしたんやっ…！
何があったんか全然分からんしっ！
お前っ、寝とらなあかんやろっ…！」
『…っ……見ての通りよ……
邪魔だったから外交官には気絶して貰ったの…
彼は私の計画に邪魔なのよ！
本当は…ついでに殺しても良いけどね…』
私はわざとインカムを繋げて出来るだけそれを口元に近づける。
『…総統の暗殺という…私の本当の計画をね…？』
コネ「…っ…⁉
なんやっ…それっ…⁉」
私は、コネシマの言葉にクスクスと笑い返した。
『彼のインカムは借りて行くわ…
これで貴方達の会話も筒抜けだからね……』
これでいい。
私はジャミアだけを気にすれば良い…
私の底力を知っているゾムから総統を守るのが強化される。
総統も警戒する。
コネ「お前っ…‼
いつからやっ…‼
いつから俺らをっ…‼」
『……最初からよ……
貴方達に捕まる前から、ずっとよ…
やっと…やっとこの日が…！
馬鹿よね……こんなに簡単に騙されてっ……』
あぁっ……違うっ…違うのっ……
私は騙してなんかっ…！
あれっ…可笑しいな……涙が出てる…？
心臓が締め付けられる……吐き気がする……
苦しい……
これって何だっけ…？
もう…感じるはずなんてないのに……
感情なんてっ…
忘れたはずなのに…‼
コネ「…っ…ふざっ…ふざけんなっ…‼
嘘だろっ…なぁっ…‼」
『…っ……』
私の役目は、買取主へ忠義を尽くす事…
何があっても…仲間を守る事……
久しぶりの感情に背を向けて、窓の下を見る。
これぐらいの高さなら…大丈夫ね……
私は窓に足をかけ飛び降りた
ふと頭の中に、感情の名前が思い浮かぶ
『…悲しいっ…！』
そうだ…悲しいだ…。
どんな形であろうと、
彼らを裏切る事が…
初めて得たこの満たされる日々を、
自ら捨ててしまう事が…
ドンッッ
身体が地面に打ち付けられる。
痛みは感じないものの、かなりの衝撃が全身を駆け巡る。
でも、そんなものに浸っている場合じゃない。
すぐに、身体を起こして立つ。
早く…早くあいつをっ…！
あいつ…ジャミアと私の力量は互角…
でも、あいつは魔法の心得もある人間…
私が死のうと生きようと…
あいつへの制裁は既に決めている
なんせ…私の仲間に手を出すんだから……
ーーーーーーーーーーーーー
どんどん厨二化してる…
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向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 何卒、よろしくお願い致します！m(_ _)m (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 黒兎様、ご報告ありがとうございます！また、返信が遅れてしまい申し訳ありません！【設定した名前（省略】というのに致しましては、目次の1番下の設定にて変更する事が出来ます！こちらの説明がかなり拙いため、解決しない場合他にご不明な点があれば再びご連絡下さい (2021年4月9日 1時) (レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - すみません！ 第11話にミスがありましたのでご報告させて頂きました。夢主の名前が、【設定した名前の最初2文字】になってます！ (2021年3月29日 18時) (レス) id: 80b7b02781 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 雪餅さん» 雪餅様、コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！続編の件も了解です！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
雪餅 - コメント失礼します！とても面白かったです！！もしよければ続編もみたいです！ (2019年8月30日 7時) (レス) id: 6af2d97fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 x他1人 | 作成日時：2019年6月26日 0時
