第１４話 ページ17
トン「のぞみ通り殺したろうかっ‼」
そう言って剣を抜く書記長。
『貴方に私が殺せるのかしら？
いいのよ？応戦しても。
そうなれば、あとで後悔するわよ？』
そう言って微笑みを浮かべれば、顔を引攣らせる書記長。
トン「…おまっ…‼」
ポンッ
彼の肩に、手が置かれる。
それは彼を諌める様にして。
手の主は、書記長の動きが止まったのを確認して、コツ…コツ…とその磨かれたブーツの靴底を鳴らして私に近づいてくる。
パシンッ
私の視点が横に変わる。
その勢いはだいぶ強かったのか、私は座っている椅子ごと床に倒れこむ。
視点を戻せば、片方の手袋を外している外交官が見えた。
『……ふーん…。
貴方って、自分の手は汚さない人だと思っていたわ。』
オス「……ちょっと黙っててくれるかな？
俺らには俺らの領域がある。
感情がないとか、あるとかそんなん知った事じゃない。
それが分からんのんやったら今後教えたる。」
『………』
…分からない。
理解できない…。
どうして…？
その後は、その状況をまとめた総統により難なく会議が進められた。
会議が終わるとしんぺい神に呼ばれる。
ペ神「A、ちょっと来て。」
『何か用かしら？』
ペ神「…それは少し気になるから。」
そう言って頬を人差し指で指すしんぺい神。
ぺ神「それに…そういう仕事をしてきたんでしょ…
骨が歪んでると思うから治すよ。」
周りは見ているけど何も言わない。
『別に何ともないから大丈夫よ。
感覚とかないし。』
シャ「…大人しく行けや…。」
コネ「……鬱陶しいわ…。」
何故か2人に睨まれる。
『……』
私は、言われるがままに医務室に連れて行くことになった。
ベッドに横になる様に言われて、横になれば何かを始めるしんぺい神。
ペ神「よしっ、良いよ。」
暫くすると終わって最後に頬に湿布を貼られる。
案外早いよものね…。
『ありがとね。
じゃ、そろそろ良いかしら？』
ペ神「……待ってよ…。」
『……？』
私が立ち上がると、しんぺい神に止めてきた。
ペ神「…どうしてそうなったの…？
何も思わない…痛みも感じない……。」
あぁ、そんな事？
『…感情とか感覚って、必要ないでしょ？
だから私にはない、ただそれだけよ。』
ペ神「どっちも、僕達人間にとっては大切なものだよ…？」
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向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 何卒、よろしくお願い致します！m(_ _)m (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 黒兎様、ご報告ありがとうございます！また、返信が遅れてしまい申し訳ありません！【設定した名前（省略】というのに致しましては、目次の1番下の設定にて変更する事が出来ます！こちらの説明がかなり拙いため、解決しない場合他にご不明な点があれば再びご連絡下さい (2021年4月9日 1時) (レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - すみません！ 第11話にミスがありましたのでご報告させて頂きました。夢主の名前が、【設定した名前の最初2文字】になってます！ (2021年3月29日 18時) (レス) id: 80b7b02781 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 雪餅さん» 雪餅様、コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！続編の件も了解です！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
雪餅 - コメント失礼します！とても面白かったです！！もしよければ続編もみたいです！ (2019年8月30日 7時) (レス) id: 6af2d97fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 x他1人 | 作成日時：2019年6月26日 0時
