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69 . 惜別 ページ20

涼介side





次の日、学校に帰って反省文を書かされたのは言うまでもないけど

それもまたいい思い出だ





涼介「卒業、か」



慧「早かったね、3年間」



朝、身支度を整えていると慧にいが起きてきた。



3年前のあの朝と変わったところといえば
ベッドが2つになったことくらいで



涼介「本当に朝弱いよね、慧にい」



この寝起きの顔が見られるのも、今日で最後かと思うとなんか切ない



カシャ


慧「ほぇ?」


涼介「あ、ごめん」



無意識に写真に収めてしまった






僕はこの家を出ようと思う



慧「よし、行こっか」


涼介「あ、ちょっと待って忘れ物」







これでよかったんだよね



.

70 . じゃあね→←68 . 夢、未来



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作者名: | 作成日時:2020年2月1日 23時

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