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「ね、俺も言ったんやからさAからもお返し頂戴」
「お返し?」
「センラじゃなくて、名前で呼んでや。知ってるんやろ?」
つんっと頬をつつかれそっぽ向く。確かに知ってる。貴方とLINEを交換する前から。むしろ同じだったことに関心を覚えたくらいだ。
「……1回だけ、なら」
「んー、まぁ今後呼ぶことになるだろうから今はそれでええよ」
そうして彼は早く、という視線を私に向けてくる。そんな視線に恥ずかしさで視線が下がって行ったがもうここはやけくそだ。
「 !!」
精一杯、彼の名を口にした。
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