あなたしかあいせない。[量産型女子]

どうしようもないくらいに〜貴方side〜 ページ32

貴方side

まふまふさんと洋服屋さんや機材を見ていると時間が過ぎるのはあっという間だった。

(あれ、可愛いな…)
(まふまふさんとお揃いにできたら、なんて。)

お店を見ていると見つけたのは透明のストーンと色違いのピンクのストーンが揺れるストラップ。

(お揃いにできる訳、ないか。)

その気持ちを振り払う為に、

｢まふまふさん！あの洋服屋さん見て来ていいですか…？｣

ま｢うん！僕ここにいるね！｣

そして洋服屋さんを見終わった私。

(待たせちゃったかな…)

｢すみません！お待たせしました！｣

ま｢大丈夫だよ〜！｣
｢そろそろ出る？｣

｢そうですね！今日は本当にありがとうございました！楽しかったです(*´∇｀*)｣

ま｢Aちゃん！渡したい物、あるんだけど…｣
｢これ、よかったら受け取って下さい！｣

まふまふさんが渡してくれたのはあのストラップ。私が欲しがってたの、分かってたんだ…

｢え、、これ…｣
｢いいんですか！？｣

ま｢もちろん！｣

｢ありがとうございます、、、！｣
｢もし大丈夫だったらなんですけど、お揃いに、しませんか…｣

勇気を出して言った私。

ま｢うん！しよ！｣

｢ありがとうございます( ；꒳​； )｣

まさかOKして貰えるとは思わなくて、泣きそうになりながらストラップを携帯につける私。

｢一生大事にします！私の宝物です( *ˊᵕˋ)｣


貴方はどれだけ惚れさせたら気が済むの______

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