検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:29,859 hit

第拾漆話 ページ19






『お帰りなさい師範。』






実弥 「……チッ」








師範は帰ってきて早々、舌打ちをして私の横を通り過


ぎて行った。







柱合会議で何かあったのだろうか。









でもそれに触れてはいけない気がする…(汗)








何とか師範の機嫌を取らなければ。






機嫌が悪い日の稽古は数十倍、いや数百倍キツいの


で、蝶屋敷送りになるときはいつも機嫌が悪い日の稽


古の後だった。









私は師範の後を追いながら、そうそう!と言って話し


始めた。









『師範聞いてくださいよ、今日久し振りに同期と再会


したんですよ。



名前は確か…








あれ、私ったら名前聞き忘れちゃいました!




耳に花札のような耳飾りをつけた人だっt…』










バァァン!!!











壁を見ると穴が空いていた。








無論、今師範が空けたのだ。









師範はまたイライラオーラを放ちながら歩き出した。









『(あれ、もしかして怒っている原因って…)』









どうやら私は機嫌を取るどころか、余計に損ねてしま


ったようだった。









『(修繕費はいくらだろう…汗)』









終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)


←第拾陸話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 継子
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:びすこ | 作成日時:2020年4月30日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。