北斗くんは気づかない (ページ6)

今日:3 hit、昨日:42 hit、合計:27,097 hit

6 ページ6

北斗Said「はい？デート？」
大「うんデート。」
北「いや、僕男ですよ。」
大「うん。知ってる。だから？」
北「男とデートって」
大「約束したよね。俺と付き合うって。」
北「いや、約束してないですよ」
大「北斗がぶつかってきたところ痛かったな。」
北「ぐぬ…わかりましたよ。つまんなくても知りませんからね。」
大「ふふ。かわいい」
北斗の顔がカーっと赤くなる
大「あれ？どーしたの？北斗の顔真っ赤だよ？(にやにや)」
樹「北斗－！お待たせ！ってあれ？先輩何してるんですか」
大「あーあ残念。今日はここまでだね。じゃあ北斗日曜よろしくね。あとで連絡するね」
北「え！いつの間に」

ほんとうになんなんだ。あの人

あのあと、樹にたくさん事情聴取されて、結局今日のことも手伝ってくれた。
めちゃめちゃ嫌そうな顔されたけどね(笑)
樹「あいつに変なことされそうになったら、逃げるんだよ。」
北「ん？へんなことって？」
樹「とにかくなんか怖いことあったら、すぐ逃げるんだよ。」
北「はーい。」

ハチ公前

はぁ、なんか緊張するな。
大我さんはただ立っているだけなのに、かっこよかった。
すると、大我さんに二人組の女の子が近づいて行った。
大我さんに話しかけてて、モテるんだなーて気持ちと同時に少し胸がチクってした気がした。
なんでだろう。
そんなことを考えているといつに間にか大我さんが近くに来ていた。
大「北斗。おはよう。今日もかわいいね」
北「大我さん！おはようございます。僕かわいくないですよ(照れ)」
大「…はぁ自覚ないのもどうかと思うけどね」
北「…ん？大我さんどうしたんですか？」
大「ヤダ。大我さんて呼ばれるの。」
北じゃあ何て呼べばいいですか？」
大「大我。敬語もなくして。」
北「無理ですよ。先輩だし、まだあんまりよく知らないのに」
大「敬語はまぁいいよ。これから慣れていってね。でも、名前の呼び方は変えてほしいな。」
北「むぅー．…君つけちゃダメですか？(きゅるん)」
大「ぐッ、まぁいっか。じゃあよんで？」
北「…たいがくん」
大「よろしい」
大「じゃあいこっか。」
手をつかまれる
北「え？なんですか？」
大「ん？だって今日はデートでしょう？ほら行くよ。」

今日の僕どーなっちゃうの？