ハチミツイロ＿＿Reo (ページ42)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:385,599 hit

４０＿＿ページ42

．

Aside＿＿

放課後、いつものように香澄と帰ろうとしてると

香澄「あ、隼が一緒に帰ろうだって。
みんな駅までは一緒だしみんなで帰ろうよ！
高校生の時みたいに！」

なんて、携帯見ながら嬉しそうな香澄

そういえば、４人で帰ってたの

懐かしいな

「うん、そうだね」

玲於と隼くんと合流して

隼くんと香澄の後ろを

玲於と並んで歩く。

こんな日がまた戻って来るなんて

思ってなかった。

やっぱり、この４人はなんか落ち着く。

．

香澄「二人とも友達できた？」

隼「あー、言っても俺ら今日、授業以外先輩たちと居たからね笑」

玲於「隼はできてただろ」

隼「まあできたのかな？」

「玲於は？」

隼「玲於は女ばっかり連れて来るからな～」

玲於「連れて来てねえよついて来んだよ」

不機嫌そうな玲於

相変わらずな会話

本当、仲良いなあこの二人。笑

香澄「隼は？女の子…」

隼「俺はモテないから大丈夫だよ笑」

「いや、モテてるでしょ、下手したら玲於以上に」

隼「いやいやいや、それはないっす笑」

香澄「やっぱり金髪だし背おっきいし、目立つのかな…」

隼「大丈夫だって！笑」

大きな手で、香澄の頭よしよししてる隼くん。

ちょっと照れてる香澄。

ラブラブだなあ…

隼くんって、

自分がモテること気付いてないタイプだから

香澄は心配なんだろうし

隼くんは隼くんで

ヤキモチ焼いちゃう香澄が

可愛くて仕方ないんだろうな。

もう二年以上付き合ってるのに、

お互いまだまだ惹かれ合ってる。

なんか本当、素敵なカップルだなあ…

玲於「香澄先輩と居る時の隼、久しぶりに見たけど、……気持ち悪りぃ」

デレデレしやがって、

って不機嫌そうに言った玲於

「ひっどい笑いいじゃん、幸せそうで」

玲於「…本当、幸せそうっすね」

そう言って二人を見つめながら

小さく笑った玲於は

何を思ってたんだろう。

.