うちの脇差勢がヤバい件について。【刀剣乱舞】

問題児８ ページ10

物吉『主様。』

貴方「どうしました？」

物吉『あの………ゲテモノさん……ゲテモノの事は嫌いなんですか？』

貴方「え？どうして？」

物吉『……ゲテモノさんであっても、僕達は僕達なんです。だから……主様には嫌われたくないなって。』

貴方「物吉くん……。大丈夫、嫌っては無いわ。あの子達はやんちゃなのよ。例えて言うなら、不良を相手にする教師の心境よ。」

物吉『それは、可愛くて構ってしまうという事ですか？』

貴方「そういう感じです！あの子達は、私の初の脇差達ですもの。大好きです。」

物吉『僕達2番目の脇差も……大好きですか……？』

貴方「勿論ですよ。」


そう言うと、物吉くんの顔は
パアーッと明るくなり、桜が舞った。

その後堀川くんが部屋の前を通り、
桜を掃除して行ってくれた。






午後、書類を整理していると、
鯰尾藤四郎が部屋に飛び込んできた。

腕にリボンが無いから、コイツはゲテモノだ。


貴方「どうしたんです、鯰尾さん。」

鯰尾「主！主！！骨喰がぁッ！！」


引き攣った顔で、涙を流しながら
抱きついてくる鯰尾さんを初めて見た。


貴方「落ち着いてください鯰尾さん。」

鯰尾「主がっ……キスしてくれたら落ち着く……っ……」

貴方「っ！」

鯰尾「いっっってぇぇ！！！！！！！」

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