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9話 ページ10

『太宰先生……は堅苦しいので
やめるます。ってことで太宰さん。
これから起こること勘づいてるんですよね』

太宰「嗚呼。君がいたのは
組合(ギルド)じゃない。
死の家の鼠だろう?」

『そうです。僕は……誘拐された後、
海外のオークションで売られました。
異能力者、そして2つ持ち。
その異能が、』

太宰「この世界最強だった。
そしてその異能力は……」

太宰『「人の異能力を模倣し、操る能力」』

『影を操るというのが本来なんですよ…本当は。
そしてもうひとつの異能が
情報集。相手が持っている異能力、
場所、どこにいるかなども。全てわかります
名前がわからないとダメなんですけどね。』

太宰「君は元々、乱歩さんと同じような
頭脳を持っている。それにその異能だ。
あいつは、
喉から手が出るほど欲しかったのだろう?」

『ええ。そうなりますね。
だが、その目を盗んで逃げました。
バレていたとは思いますよ。
恐らくですがね…
僕の頭には発信機が
取り付けられていましたから
まぁ自分でとりましたけど。』

太宰「そして君は異能特務課に保護された。
あの魔人と一緒に居たんだ…
何処がおかしくなっているかわからない。
そして、君は乱歩さんに…いや私達に
嘘をついただろう?」

『そうですね。
僕はなんのためにここに来たのか…
勉強をするためじゃない。』

太宰「ならなぜ、戸籍をいじってまで…
此処に居るか。それは
これから来るであろう人間。
否、人間なのかどうかもわからない…人鬼(じんき)
マリアの捕獲だろう?」

『ええ。そうです。彼奴の…
僕の大嫌いな、
フョードル・ドストエフスキーの…妹です。
見た目からは取れないような長寿で、
前に見た10歳の時と
今の写真は殆ど変わっていません。』

太宰「そうかい…」

『あ、太宰さん。一つ質問…いいですか』

太宰「いいよ」

『貴方はポートマフィア元最少年幹部…
ですか』

太宰「そうだね」

『なら何故、人殺しを辞めたんですか…?
人殺しを辞めて人を助ける側に
なれたんですか…?』

太宰「そうだなぁ……
在る、友人のお陰なのだよ。
此処に居るのは。
もう、死んでしまったけどね……。」

その時のこと、10分くらい使って話してくれた
安吾さんの名前もでてきた……
僕とは関係ないけどね

『そう……ですか。
では、さようなら……太宰先生、
あ、その人の名前は?』

太宰「織田作之助と言ってね。
赤髪で、とても天然だったよ。」

『え?』

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後藤 - 前髪 乱歩さんwww (2021年2月13日 0時) (レス) id: 5b7d4b155a (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ!面白いです!最新頑張ってください!応援してます! (2019年4月4日 21時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
イムさん - 織田さん……いる!!生きてる!!!太宰さーん!!!生きてる!!!!!頑張ってください!応援しております! (2019年2月2日 20時) (レス) id: e7f7ec6ca4 (このIDを非表示/違反報告)
野良神 - 面白いです!頑張って下さい! (2018年10月25日 20時) (レス) id: d6c3f54fc0 (このIDを非表示/違反報告)
排浪(プロフ) - 頑張ってください! (2018年10月17日 17時) (レス) id: 4c53e96ca7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:成瀬華夜 | 作成日時:2018年10月5日 20時

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