織田作と太宰さんに似た少女は文豪ストレイドッグスの世界にトリップしたそうです。 (ページ10)

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9話ページ10

それから1年がたち、水の異能…
天衣無縫が判明した。
そして織田作から銃の使い方を習い、
今日は初任務だ。

初任務は水と私、
保険として双黒の2人がつく。
まあほとんど手は出さないけどね。
そして私と太宰さんの部下の芥川が
殺ることになった。
もう私の目には…光なんて映っていない。
あとすこしだ。

黒の世界で…生きる。

『芥川君。君は左右の確認。
敵が来たら教えて呉たまえ。』

芥川「っ…はい。神崎さん。」

水「強く当たり過ぎないでね？」

『分かっているよ。さぁ…任務開始だ。』

ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ!!

黒服達が一斉に突撃する。

私は此処(ポートマフィア)
に来てから姐さんに貰った刀を持ち、
銃弾を避け、弾き、殺していく。

嗚呼…詰まらない。

『却説…此処が首領(ボス)の部屋だね。
誰が殺る？』

芥川「や、僕に任せて頂けないでしょうか…？」

『…いいよ。やってご覧。』

芥川「！！…ありがとうございます。」

ﾊﾞﾝｯ!!

却説、私達はここで見ておこう。

水「大丈夫か？龍くん大丈夫なのかな？」

『駄目だったら…その時はその時さ。』

ボス「なっ？！ポートマフィア？！何故？！」

芥川「それは其方が1番わかっているだろう。」

ボス「俺の異能の前ではそんな異能は
無力だ！！異能力！リッパー！！」

へぇ？良い異能だ。
見たところ…風を操る…異能か。
だが…他にもあるな。

芥川「羅生門！！」

ボス「なっ！！と、でも言うと思ったか？」

芥川「っ！！」

ﾊﾞｱｱｱｯ!!

強い風か吹き、芥川君の異能ごと吹き飛ばす。
これは…芥川君の注意不足だ。
さぁ？此処からどう対処する？？

芥川「っ……」

『そこが君の弱点だよ…芥川ｯ!!!
異能力…！！神人ゲーム！！
汚れちまった悲しみにｯ!!!』