ままごと。3

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『 お疲れ様です 。』



おつかれさま？


寛太くんがそう言って見つめる方へ振り向くと

笑顔を向けた翔くんが立っていた。




翔 ｢ お疲れ。来て早々悪いけど。

こいつ、ロケバスに連れてってくれるか。

あっちに止まってるから。 ｣





翔くんは私の肩を叩き、寛太くんにお願いする。



やっぱりバレてたか…。




…ん？？





｢ ちょっと！ロケバスって！ ｣





思わず肩に乗せられた大きな手に自分の手を重ね、

目を合わせる。


今までやってた覗き見よりも更に邪魔になるじゃない。




｢ 大丈夫！ 大丈夫っ！私帰るから！

ね？ 寛太くんっ。 ｣





翔 ｢ 何言ってんだよ。来たばっかだろうが。

後でそっち行くから待ってろ。

ほら、寛太。連れてってくれ。 ｣






『 あーっ。えーっと。』




翔くんと私を交互に見つめ、寛太くんが困った顔をする。







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