ままごと。

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MAKOさんのメイクと、私が普段するメイクとは、ベース作りから違う。


目の下のなかなか消えないクマも。

混合肌で、テカるTゾーンも、すぐ乾燥する頰も。


メイクしてるはずなのに、透明感のある肌へと変わっていく。



いつもはリップ程度で済ます唇も。


オレンジのグロスをのせられて、ぷっくりと丸みを帯びていく。




MAKO 「 うん。グンと可愛くなった。

待ってるみんなに見せに行こ。 」






MAKOさんと、愁平くん達がいる部屋に恐る恐る戻る。


似合わないって、変だよって、笑われるかな？




恥ずかしくて、MAKOさんの背中に隠れる。







MAKO 「 ちょっと！隠れてんじゃないわよ！ 」





そうだ、男の人だった！


そう思い出す程にMAKOさんは強い力で、

後ろにいた私をみんなの前へ引っ張り出した。






愁平 「 可愛い！！

やっぱMAKOちゃんすげーな！！ 」





KUBOーC 「 男視点も分かってるからなっ！！」





KAZUKI 「 男がキュンとくるとこも捉えてるよね！ 」




PーCHO 「 さすが男の中の男だな。笑 」







MAKO 「 男、男って連呼するんじゃないわよっ！

必死に女作ってんだからっ！！ 」





GS 「 MAKOちゃん怒らない怒らない。

ヒゲ生えてきちゃうよ？笑 」






MAKO 「 もうっ！！ 」





劇団のみんなも賑やかだけど、ＤＩのみんなも負けてない。笑







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