【番外編】雑誌１ ページ45
※架空の雑誌記事です
※問の内容は妄想です
※残り話数が少ないので、番外編で埋めます。ごめんね。(ﾒﾀ)
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『はぁ…』
誰も居ない楽屋で溜息を1つ。
月初めに貰った予定の今日の部分を拡大し、仕事内容をもう一度確認するも、当たり前に変わることは無い。
『はぁ…』ふかふかなソファに沈みながら膝に頭をくっ付けていれば、楽屋のドアが開く。
「おはざす。あ、Aさんや」
『おはよコジケン』
バケツハットを被り、全身黒でまとめた彼が私の斜め前に腰かける。教科書を出したかと思えばスマホを弄りだす彼は、勉強をするつもりは無いようだ。
コジケンとは何故かあまり話す機会がない。
まぁ、話さなくても苦痛にならない関係だからそれ程気にしてはいないが…。
ピコン とスマホの画面が付く。
マネージャーからかと思い、手に取り見ると
「Aさん元気なさそうですけど、どうしました？」
キーボードのアイコンに“小島健”表示された名前からのメッセージであった。
驚いて前を向けば、知らぬ顔のコジケンがスマホを触っていた。
ピコン 二通目が届く。
「言いたないなら無理に言わんでええですよ。」
優しさなのか気まずさなのかはさて置き、そんなにも分かり易かったのかと疑問に思う。
スマホを両手に持ち変え、フリックで文字を打っていく。
『今日の取材苦手やなって』
少し笑う彼を盗み見れば、また通知が届いた。
「Aさん恋愛系苦手っすよね」
『そうなんよ。どうせまたグループで付き合うなら〜とかタイプの男性は〜とか聞かれるんやろな』
「ちなみに誰ですか？」
『居ると思う？』
「いや。居ないと思います」
『わかっとるやん。』
2人だけの室内に会話は無く、ただ通知の音と忍び笑いだけが木霊する部屋は、何だか凄く居心地が良い。
「元気になりました？」
やはりこれは彼なりの優しさなのかも知れない。
『こじけんのお陰やわ』
「やったら何よりです。」
スマホの右側を押し机の上に伏せる。
カバンから出したルーズリーフの束が先週より減っている事以外は、いつもと変わらない楽屋へと元に戻った。
ネットの海を旅する私と、教科書の中を旅するこじけん。方やスマホに方や本。 真逆だからこそ合うものなのか、そう思える。
「おはよ」
「誠也くんおはようございます。」
『おはよ』
「お前ら2人やと全然うるさないよな」
「そうでも無いですよ？ねぇAさん」
『せやんな？全然喋るもんな〜？コジケン』
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Njg(プロフ) - あおこさん» 全て変更致しました。本当に申し訳ございませんでした。 (2021年10月19日 11時) (
レス) id: 62ccd39c0f (このIDを非表示/違反報告)
Njg(プロフ) - あおこさん» ごめんなさい！！！！！バカが出てました。すぐに修正させて頂きます。 (2021年10月19日 11時) (レス) id: 62ccd39c0f (このIDを非表示/違反報告)
あおこ(プロフ) - 正しくは正門良規だと思うのですが、、、 (2021年10月19日 2時) (レス) @page3 id: 8d319b548e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Njg | 作成日時：2021年9月25日 12時
