【HQ】遺伝子レベルで恋に落ちました【黒尾鉄朗】 (ページ6)

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第五話ページ6

今日は男バレは部活がないから

俺はAちゃんの部活を見にいく事にした

といっても何部なのかわからないので

こっそり後をつけて見に行った

5組の教室付近で待機していると色んな声が聞こえてきた

女1「皇さん！今日は女バレに来てくれる？」

女2「いや是非陸上部に！」

女3「剣道部に来て！」

その後も沢山の部活からの勧誘が続いた

「うーん、今日は女バレに行こうかな」

女1「ほんと!?やったー!!」

「最近いってなかったしね」

どうやら部活には入っていないらしく、色んな部活の助っ人をしているようだ

孤「何してるのクロ」

突然の研磨の声に驚いた

黒「うおッ!?け、研磨!?どうして」

孤「一緒に帰らないの？」

黒「すまん、今日は帰れない。用事があるんだ」

孤「そういうと思った」

え？

孤「どうせ皇さんの事が好きなんでしょ」

何故ばれた

孤「じゃ、俺帰るね。早くゲームしたいし」

黒「お、おう」

研磨と会話しているうちにAちゃんが居なくなった

まぁ、部活場所分かってるからいいんだけどさ

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見に行ってみると練習試合をしていた。

近くの学校とだ

Aちゃんのポジションは決まってないみたいだ

その場で臨機応変に動く

レシーブは綺麗にセッターまで動くし

レシーブの位置がズレて自分のところにきたら

セッターとしてスパイカーの一番打ちやすい打点までボールをトスする

トスが自分にあげられるなら全力でスパイクをうつ

かなりの跳躍力に本当に空を飛んでるんじゃないかと思った

俺はゾクゾクした

だってAちゃんってスパイク打つ時に凄い笑顔でコートのギリギリんとこ打つんだぜ？

威力も男子に劣らくてあんなの俺でもとれるのかって心配になるくらいだ

だけど、

サーブは全然だった。

まぁ全部完璧にできる方が怖いけどな

サーブは勢いはあるがネットを中々越えられない

超えたと思うとコートをはみだしてアウトになる

「ごめんね!!どうしてもサーブだけは出来なくて」

女1「大丈夫だよ!!むしろ皇さんのおかげでもうマッチポイントだし！」

この練習試合ではAちゃんは、レシーブ、トス、スパイク、ブロック、全部をこなし音駒の女バレを勝利に導いた