死神の居る場所には事件有り。 ページ38
できるだけ安いのかわねぇと金が尽きる。
伊達さんの所まで行く。
［お、皆んな買うもん買えたかー？］
伊達［…買えた見たいだ！］
［なら会計しに行って飯食って帰ろーぜ！］
松田［嗣弥、他買うもんねぇのか？］
［…あ、軟膏！］
先に会計を促し軟膏を探す…。
［あれ？ここら辺に…あると思ったんだけど。］
探していると後ろから声を掛けられた。
振り向くとそこに居たのは沖矢さんだった。
［え、あ…沖矢さん…。］
沖矢［こんにちは、何かお探しですか？］
［軟膏探してて。］
沖矢［それなら向こうの棚ですよ、こちらです。］
手を引かれ案内される。
沖矢［ここです。］
［ほんとだ…ありがとうございます。］
沖矢［いえいえ…では。］
沖矢さんが離れた所で溜め息を吐く、スーパーは人や肉なんかの匂いが充満していて人を判断しにくい。
［さて、行かねぇと。］
軟膏だけ会計を済ませて皆の元に行こうとするとバツンと音を立てて明かりが消える。
ふわりと少しキツい煙草の匂いが鼻を掠めた、伊達さんの匂いだ。
伊達［大丈夫か？嗣弥…こっちだ。］
［司さん…これ…。］
伊達［ただの停電だといいがな…。］
店内はパニック状態だ…その中にふと知っている匂いがする事に気づく。
［司さん、これただの停電じゃねぇぞ。］
伊達［どういう事だ？］
［まぁすぐに分かる…。］
皆んなの所へ着くと真っ先に皆んなの背に隠される。
［俺は姫様かよ？］
松田［姫さんだよ。］
［即答するなｯ。］
刹那銃声が鳴り響く、あまりの煩さに耳を塞ぐ。
［ｸﾞｯ…。］
耳鳴りがする…クソ、叩きのめしてやろうか。
本当に事件ホイホイだなコナン＋沖矢さん！
ここスーパーだろ！？
黒羽［大丈夫か？嗣弥…。］
［大丈夫だわクソがｯ…。］
黒羽［口悪いなオイｯ！］
覆面［うるせェぞそこ！］
あ？なんだコイツ…うぜぇ、声でけぇよ。
覆面［ん？おいおい…こんな所に上玉が居るじゃねぇか。］
グイッと顎を掴まれ引っ張られる。
覆面［お前には一緒に来てもらうぜ。］
殺気立っている隣の奴らに気が付かないのか俺を引きづって連れて行く覆面。
［…”へ、い、き、だ、″］
口パクで話し、覆面の奴らがいる所へ連れてこられる。
覆面［お前には人質になってもらうぜ。］
［…。］
覆面［ははっ！怖いか？］
［…ﾌﾟｯ、な訳ねぇだろクズがよォ…死に腐れ。］
覆面に唾を吐き嗤う。
するとｶﾞｯ…と音を立て覆面の拳が俺の腹にめり込む。
続く
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ﾗｲｱ@Liar_onlooker - 終わり！？終わり、ですか！？…そうですか……………。 (2021年2月16日 23時) (
レス) id: 0b6d81382b (このIDを非表示/違反報告)
エイト(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください( *´艸｀) (2019年11月11日 18時) (レス) id: 24330c091d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shell | 作成日時：2019年4月10日 23時
