やんちゃで喧嘩ばかりで傷だらけの俺がトリップしたら凄い告白される話聞きたい？

信じる？ ページ21

［安室さんも告白して来てたな……俺あれは怖かった…。］

コナン［それに関しては同感だな……あれは引く…引かなきゃ可笑しんじゃねーの？］

赤井［どんな告白をされたんだ？］

［いきなり名前聞かれて下呼びで呼べってスマイルで言われた…その後に付き合ってくれって……一目惚れなんですって言われたな、ずっと手ェ握って…そして諦めが悪かった。］

赤井［〈どう見ても駄目だろ降谷君……。〉］

［ちなみに俺まだ成人してないしな。］

赤井［は？椎那幾つなんだ……？］

［18歳……。］

赤井［じゅ、18歳……見えないな…。］

［未成年に手ぇ出したら犯罪だよな？な？］

赤井［……あの法律は18歳未満…だから俺達は大丈夫だ。］

［くっそ……遅かった。］

コナン［でも、俺と嗣弥さんは歳近いから付き合っても可笑しくないよな！］

［今のその見た目で良く言えるな？］

コナン［そうか今のこの見た目だと嗣弥さんが危ないのか。］

［やっと気付いたか。］

赤井［俺は大人だから別に良くないか？］

［あんた幾つだよ。］

赤井「」

コナン［嗣弥さんってズバズバ刺さる事言うんだな…。］

［…刺さってるのか……あ、コナン行くぞ博物館。］

コナン［あ、おう。］

赤井にお礼を言いバイクに跨る。

コナン［ありがと昴さん！］

［お邪魔しました昴さん。］

沖矢［いえ、また来て下さいね？］

［……多分……。］

バイクで飛ばし四十分程で博物館に着く。

［香水くせェ…キッドが来るだけでここ迄付けるかよ……気持ち悪ぃ。］

コナン［口が悪いぞ嗣弥さん……。］

［ｹｯ……知るか。］

コナンを抱き上げ館内に入る…人でごった返しているが何故か俺の周りだけ人が寄り付かない。

コナン［何で嗣弥さんの周りだけ人が寄ってこないんだ？］

［昔からだ気にすんな、気にしたら負けだ。］

コナン［え、あ、うん。］

そこから館内の地図や構造などを見て居ると

バンッ

という音と共に照明が落ち辺りは暗闇となった、あちこちから悲鳴が上がるが恐怖ではなく歓喜の声だった。

［コナン、離れるなよ。］

コナン［うん…/////］

コナンを抱き寄せ人の流れに流されないように手摺に掴まる。

［ﾁｯ……臭いが強くなった…近くに居るのか。］

さっき迄我慢してたのに…ジンの煙草の臭いが強過ぎて集中が出来ない。

コナン［大丈夫？煙草の匂いが強いの？］

［近付いて来てる…。］

キッド［今宵は、闇夜に煌めく宝石を頂きに参りました。］

館内にキッドの声が谺響する。

少しの恐怖。→←それは……。

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