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鬼さん八人 ページ9

晋助を連れて部屋に行く。

[ここ座って、晋助。]

[あぁ。]

[派手にやられたな…でも凄いぞ銀時相手にあそこ迄やれるとは。]
正直驚いた…と言えば目を輝かせて聞いてきた。

[ホントか!?]

[あぁ、ほんとだ…俺はずっと銀時の戦い方を見てきた…銀時が防ぎに回ることは余りないからな。]
あいつ普段突っ込んでくるし…とは言わないが。

手当てもし終わり晋助は見事にガーゼや包帯だらけとなった。

皆んなの元に戻るとコタがおにぎりを作っていた。
何故?あ、手伝わなきゃ。

[コタ…手伝う。]

[ありがとう兄貴。]

[だァーかぁーらぁー!!なんで兄貴って呼んでんだよ!兄貴は俺だけの兄貴なんだよ!]

藤納戸……独占欲……。

[銀時…お前……嫉妬してんのか。]

[なっ!?ちっげぇよ!!]

図星なんだ……。
可愛いなぁ…コタに嫉妬なんて…。

[お前…俺に嫉妬してるのか。]

[兄貴は俺のもんなんだよ!]

ん??銀時……何時から俺はお前の物に?
[つぅか、俺は物じゃねぇっての…。]

[A、俺も兄貴って呼んでいいか。]

[構わねぇよ…でもからかうのは程々にな?]

[分かってるよ、あ、兄貴…/////]

[クククッ……恥ずかしいなら名前でいいのに。]

[う、うるせぇ/////]

あ、桃色……やっちまった…そっちの道へと連れて来ちまった。

[コタは気付いてないんだけどなぁ…((ボソッ…]

[何か言ったか?兄貴。]

[いやなんでもないよ…コタ…銀時がすまねぇな。]

[いや、構わない]

[銀時も!もう諦めろ。]

[むっすぅーー……。]

声で出すかよ…。
[後で甘やかしてやるから、良いだろ?それで。]

[絶対だからな!]

チョロい……。

[兄貴…甘やかすとはどんな事をするんだ?]

[あー、来てみコタ。]
コタが歩いてこちらに来るコタを胡座の上に座らせ後ろから抱き着く。

[銀時にはこうしてる…落ち着くんだと。]

[そ、そうなのか…確かに落ち着く…。]

[へぇー、俺には良く分からん…癒しではあるが……。]

[私がやってあげましょうか?]

[遠慮しときます松陽さん。]
この人怖いんだよ……昨日もずっと頭撫でてたし。
やって貰ったら絶対離してくれない。

[そうですか……。]

しゅんってすんなぁ!!
罪悪感湧くから!こっち悪いみたいだから!?
顔文字で表すぞ!?
( ˘ •ω• ˘ )←これだからな!?

[ちょっとだけやってください松陽さん。]

[はい…分かりました!]

鬼さん九人→←鬼さん七人



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作者名:shell | 作成日時:2019年3月19日 18時

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