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Aside
１０月
ついにはじまった文化祭
学校中が色とりどりに飾られ、賑やかな空間が造り上げられている。
私はメイド服に着替え、また花音にお化粧をしてもらい準備万端。
花「Aは午後から仕事やもんな…一緒に見て回りたかったわ…」
貴「でも花音、先輩と回るんでしょ？」
花「そうやけど…」
「Aとも回りたいやん…」と落ち込む花音の頭を撫でる。
すると学級委員長が「それじゃあはじめるよ〜」と声をかけた。
花「行かな…」
貴「午前頑張ってね」
トボトボと歩く花音の背中に声をかけると、花音は力なく手を振った。
午前は暇だし…適当に見て回ろうかな…
私は教室から廊下に出る。
廊下は沢山の人で溢れているので、流れに沿って歩き出す。
どこから見ていこうかな…
キョロキョロと辺りを見渡しながら歩いていると、何処からか「Aさん」と名前を呼ばれた。
今の声は…
聞き覚えのある声に後ろを振り返る。
貴「わっ…ショッピくん…！！」
syp「ども。」
振り返るとショッピくんが立っていた。
貴「あれ…ショッピくんのその格好はお坊さん？」
syp「どうも書比坊です。」
お坊さんが着る着物を身に付けたショッピくんが手を前に合わせて頭を下げる。
つられて私も頭を下げると「あはは」とショッピくんが笑った。
syp「そういえば…Aさんは今暇ですか？」
貴「うん、午前は暇ですよ」
syp「なら、俺らのクラス来ませんか？」
貴「行きたいです…！」
「それじゃあ案内しますよ」とショッピくんが歩き出す。
それに続くように私も歩く。
貴「ショッピくんのクラスは何をやってるんですか？」
syp「なんやと思います？」
貴「えーと…何だろう」
お坊さんの格好してるし…
貴「お化け屋敷とかですか？」
syp「あーちゃいますね」
貴「違うんですか…！？」
「ん〜何だろう」と悩んでいると隣でショッピくんが笑っている。
syp「行けば分かりますよw」
貴「ショッピくん…悪い笑みをしてますね」
syp「え？wそんなことないっすよw」
ニヤニヤと笑うショッピくんに少し警戒しつつ歩みを進める。
しばらく歩くとショッピくんが「着きましたよ」と声をかける。
貴「……闇？」
ショッピくんのクラスの入り口に目を向けると、看板に一文字「闇」と書いていた。
闇って何だ…
嫌な予感が私の脳裏を過った。
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彼岸(プロフ) - 龍愛さん» コメントありがとうございます！この鮭は普通の食べれる鮭のほうです…！！ (2020年3月21日 21時) (
レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
龍愛 - 続編出てるのにこちらにコメさせていただきます！あのー鮭って歴戦王さん...？ (2020年3月21日 16時) (レス) id: 91cfc48d61 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - しおりんさん» 応援ありがとうございます！励みになります！また、ご指摘ありがとうございます。今後のお話では気を付けていきたいと思います！！ (2020年2月8日 21時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 彼岸さん» 面白かったです♪続きも頑張ってください(*＞∇＜)ﾉこの小説大好きです!!! (2020年2月8日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - ブッチじゃなくて、ブッパですよ。関西弁でサボる。 (2020年2月8日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2019年10月12日 17時
