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Aside
放課後。
誰もいない教室で私は机に顔を伏せて目を瞑っていた。
体育で全力で走ったせいか、すぐに帰る気力もなく、花音も生徒会で遅くなるらしいので寝て待つことにした。
そろそろ夢の中に入りそうな時、廊下からﾊﾞﾀﾊﾞﾀと走る音が聞こえてきた。
何事かと思い顔を上げると同時に教室のドアが勢いよく開いた。
な、何…！？
ドアの方を見ると、肩で息をするコネシマくんがいた。
kn「花音居るか！！」
ﾊﾞｯと目を見開きこちらを見たコネシマくん。
教室に私しか居ないことに気づくとすぐに真顔に戻った。
kn「なんや、居らんやん」
コネシマくんは廊下の方に顔を向けると誰かに話しかけた。
kn「ショッピ君、花音居らんで？」
聞いたことのある名前。
確か…１年生の…
syp「居るはずないでしょ？花音さんの机からノート取ってこいって言われたんじゃないすか。」
kn「あ、そやったw勘違いしてたわww」
なにやら話していた2人が教室に入ってきた。
ショッピくんと目が合うと「ども」と頭を下げた。
つられて私も頭を下げる。
するといきなり「なぁ」と声をかけられる。
振り返るとコネシマくんがこちらを見ていて
kn「花音の席分かる？」
とキョロキョロしながら聞いてきた。
私は立ち上がると、花音の席へと近づく。
貴「ここです」
と指を指すと「ありがとーありがとー」とコネシマくんが花音の机へと向かう。
その様子を見ていると後ろから「Aさんですよね？」とショッピくんに声をかけられた。
やっぱりショッピくんも私のこと知ってるのね。
私は「はい」と答えると「やっぱり」とショッピくんが微笑んだ。
その会話を聞いていたコネシマくんが「お前がAさんか！！！！」と大声をあげた。
2人に見つめられどうしたらいいかわからず、とりあえずﾍﾟｺｯと頭を下げた。
そしてショッピくんはコネシマくんに視線を移す
syp「てかコネシマさんノート見つかりました？」
kn「んあ？あぁ！見つけたで！！」
どうやらお目当ての物が見つかったらしい。
2人が廊下に向かって歩くのを見届けようとしたとき、突然コネシマくんが振り返った。
kn「Aさん、今暇してる？」
貴「え？ま、まぁ…」
コネシマくんの言葉に何故か嫌な予感がした。
kn「そうか！そうか！じゃ、行こか！」
ガシッと私の肩に手を置き大きく頷いて話すコネシマくん。
ど、どこに行くつもりなのでしょうか…。
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彼岸(プロフ) - 椿さん» 関西弁に疎いので調べながら書いているのですが、かまへんも構わない・問題ないと言う意味になると書かれていました。また、かまわへんを崩した言い方がかまへんになるらしいので御本人様も崩した言い方をしている時がありましたのでそう書かせて頂きました…！ (2020年7月19日 20時) (
レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 今更すいません！28.のknさんのかまへん！って噛まないって意味になるのでかまわへん！では？ (2020年7月19日 18時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - hasuki-さん» あのメンバーを意識しております…！ (2019年10月9日 6時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
hasuki- - 夜遅くすみません...最後の5人見覚えがあるような(・∀・)ｼﾞｰ (2019年10月9日 0時) (レス) id: e55a71c11d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ゾウさんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！励みになります！ (2019年9月19日 19時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2019年8月17日 18時
