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ハリー・ポッター
その言葉にAは思わず固まってしまう。偶然なんかじゃなかった。初めて会った時に間違いなく感じたのだ、強く結ばれた何か＿＿＿
「僕、君と何処かで会ったような気がするんだ」
丸いメガネ越しの緑の目と目が合う。
やはりハリーも感じていたのだ。しかしここで赤ちゃんの頃会ったと言うのも野暮な気がする。ただでさえハリーは"生き残った男の子"として世間に騒がれているのだ。
ロンが言うには今までマグルの世界に居た為、魔法界のことを何も知らないとまで言う。
「これも何かの縁だよ、私はA・プルウェット。ロンとは家族みたいなものなの」
「A、もうすぐホグワーツに到着するみたいよ。そろそろ戻りましょう。それじゃ失礼するわ。ハリー...とロン」
ロンを明らかに後付けしたハーマイオニーはAの手を引っ張ってせかせかとハリーたちのコンパートメントを後にした。
途中、ロンが「どの寮でもいいけど、あの子のいないとこがいいな」と愚痴をこぼすのが聞こえた。
「ハーマイオニーったら、あんな分かりやすくロンを後付けしたら可哀想」
「後付けなんかしてないわ。それに見た？もうあと五分ほどで着くっていうのにローブに着替えてすらいないのよ」
「ローブなんて二分もあれば着替えられるよ」
「二分ですって？そんなギリギリで行動してたら授業で遅刻するのも時間の問題ね」
自分たちのコンパートメントに着いてハーマイオニーはもうすぐだわ、と目を輝かせていた。
ハーマイオニーの先程の発言には少々引っ掛かるものはあったものの、ホグワーツに到着したことを知らせる笛が鳴ればそんな気持ちは吹っ飛んでしまった。
汽車が完全に止まり、押し合いになりながらも何とか人混みをかき分けて一年生を呼ぶ大男に近づく。
縦にも横にも大きな体に顔を覆ってしまいそうなほどのヒゲ、しかし目はとても優しく何だかとても面白い人だ。
「さあ、ついてこいよ＿＿あとイッチ年生はいないかな？足下に気を付けろ。いいか！イッチ年生、ついてこい！」
この大男の名前は森の番人、ルビウス・ハグリッド。
「夜だから足下が全然見えない。こんな所でネビルのカエルが出てきたら、私倒れてしまうわ」
「もう、Aったら」
「みんな、ホグワーツがまもなく見えるぞ」
ハグリッドがみんなに聞こえる声でそう言うとAはその建物が見えると言葉を失った。
本物の、ホグワーツ
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うらら(プロフ) - プリンさん» 長らく更新しておらず大変申し訳ございません💦ぜひこれからも楽しんでいってくれると嬉しいです😉 (2024年3月31日 23時) (
レス) id: 95fb161e69 (このIDを非表示/違反報告)
プリン(プロフ) - 続きが気になります！更新楽しみにまってます！ (2024年1月30日 22時) (レス) @page41 id: 4e08d3dad4 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - うららさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！あのボードに返事送りました！そちらの方なのでうらら様のボードの方に送りましたのでボード返事待ってます！後、ハリポタ最高です！ (2024年1月5日 18時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - かえるかなさん» ありがとうございます！他の作品も見て頂けるとは！嬉しいです笑ハリポタ作品はお気に入りしてくれる方が思ったより多くてびっくりしました。これからも頑張ります！ (2023年9月14日 21時) (レス) id: 95fb161e69 (このIDを非表示/違反報告)
かえるかな - 初めまして！主様の作品いろいろ見させていただいております。どれも素敵なものでドキドキしています笑！これからも頑張って下さい！更新楽しみにしております！☺︎ (2023年9月14日 8時) (レス) @page12 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うらら | 作成日時：2023年9月9日 23時
