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「笑いすぎよ」
「ふふ、だって、思い出したらまたおかしくなってきちゃった」
Aは先程の変身術での出来事を思い出してはお腹を抱えて笑った。
変身術の授業に遅れたロンとハリーが、猫に変身していたマクゴナガル先生にこっぴどく叱られてしまったのだ。
そのやり取りがあまりにも面白くて、笑うところでは無いのに笑ってしまいAはマクゴナガル先生にジロリと睨まれてしまった。
「あれ、ハリーたちじゃないかしら」
ハーマイオニーの目線にAが目をやるとハリーとロン、そしてプラチナブランドの髪が一際目立つスリザリンの一年生＿＿＿ドラコ・マルフォイが居た。
「ドラコって、入学式の日からハリーたちを目の敵にしてない？」
「それはハリーが気に食わないのよ、"生き残った男の子"だなんて、この世に二人といない称号だもの」
「まあ単純にドラコがハリーに振られたからってこともあるだろうけど」
ハリーに振られた、というのは語弊があるが大方その通りである。簡単に言えば友達は選べ、とドラコが言えばハリーが断ったことにある。
素直じゃないのも困りものね、とAはハリーとロンの元へ駆け寄る。
「ハリー、ロン、急がないと『闇の魔術に対する防衛術』に遅れちゃうんじゃない？」
「ああ、うん、ありがとう」
ハリーはどこかホッとしたような、ドラコから逃げられる理由ができて嬉しそうな顔をしながらロンと一緒に移動した。
しかしそれを、ドラコは許さなかった。
「おやおやこれは、ご立派な"プルウェット家"じゃないか。皆に崇めたてられる気分はどうだい？」
標的をハリーたちからAに変え、ドラコは見下したようにAを見た。
「そうね。それに対してはもう何も言うことはないわ、貴方ごときに時間を割いても無駄だもの」
行こ、とAはハーマイオニーの手を取って去ろうとした。
しかし怒りと恥ずかしさに震えたドラコは鋭い目を更に鋭くしてAの腕を引っ張る。
「それはこっちのセリフだね！いいかい、僕が父上に君のことを言えば君の居場所は無くなるんだぞ」
「父上父上って、箱入り息子は随分パパっ子なのね」
どんどんと怒りのボルテージが上がり続けるドラコだったが、関心も、興味も、怒りも見せないAはドラコの手を素早く払い除けてあっという間に消えてしまった。
「僕のことを怒らしたら、後悔することになるぞ！」
そんな小悪党の捨て台詞を、ドラコはAの背中に向かって投げつけた。
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うらら(プロフ) - プリンさん» 長らく更新しておらず大変申し訳ございません💦ぜひこれからも楽しんでいってくれると嬉しいです😉 (2024年3月31日 23時) (
レス) id: 95fb161e69 (このIDを非表示/違反報告)
プリン(プロフ) - 続きが気になります！更新楽しみにまってます！ (2024年1月30日 22時) (レス) @page41 id: 4e08d3dad4 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - うららさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！あのボードに返事送りました！そちらの方なのでうらら様のボードの方に送りましたのでボード返事待ってます！後、ハリポタ最高です！ (2024年1月5日 18時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - かえるかなさん» ありがとうございます！他の作品も見て頂けるとは！嬉しいです笑ハリポタ作品はお気に入りしてくれる方が思ったより多くてびっくりしました。これからも頑張ります！ (2023年9月14日 21時) (レス) id: 95fb161e69 (このIDを非表示/違反報告)
かえるかな - 初めまして！主様の作品いろいろ見させていただいております。どれも素敵なものでドキドキしています笑！これからも頑張って下さい！更新楽しみにしております！☺︎ (2023年9月14日 8時) (レス) @page12 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うらら | 作成日時：2023年9月9日 23時
