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頭の中で色んな考えがグルグル巡る。
「その点、ハッフルパフに入れば間違いなく素晴らしいホグワーツ生活を遅れるだろう。悲しい事にも、苦しい事にも直面することなく＿＿＿」
その時、Aは決心したように気持ちに腹を括った。
自分が、自分の意思でグリフィンドールがいいと思った。この考えに嘘も偽りも無い。
グリフィンドール寮に目をやればパーシーやフレッド、ジョージらウィーズリー家の面々が固唾を飲んで見守ってくれていた。
あと三十秒で五分が経つ＿＿＿つまり組み分け困難者になるという瞬間、Aの頭の上に乗っている組み分け帽子が息を吸うのを感じた。
「ほう、良かろう＿＿＿＿＿グリフィンドール！！」
グリフィンドールの「グ」が言われた瞬間にグリフィンドールの寮の人達は立ち上がって拍手をし始めた。
Aは若干おぼつかない足でフレッドとジョージが手招きする席に周りの視線を感じながら座る。
目の前のご馳走は、ほんの数刻前までは美味しそうだと思っていたが緊張してろくに食べ物が入らないせいか、全く美味しそうに見えない。
とりあえず、ハーマイオニーが同じ寮になりますように。ただそれだけを祈っていた。
□■□■□
「グリフィンドール！！」
帽子がそう叫ぶとハーマイオニーが嬉しそうにAの目の前の席に座る。
Aは嬉しさのあまり声にならない嬉しさが込み上げてきて思わず近くにいたフレッドの肩を思いっきり揺さぶる。
「ハーマイオニー！私たち、同じ寮だなんて夢みたいっ」
「はしゃぎすぎよ、A」
口では真面目ぶったような事を言うがハーマイオニーの顔をどこか嬉しそう、という表情が隠しきれていなかった。
私はこれでホグワーツ生活に不満などひとつも無くなった。
どんどん組み分けがされていき、遂に終盤
「ポッター、ハリー」
その名がマクゴナガル先生によって呼ばれた瞬間、一同は先程のAと同じように静まり返った。
異様な程の視線がハリーの注がれるが、ハリー自身はそんな視線も気にもせずにただ帽子に向かってボソボソと何かを呟くだけだった。
数分が過ぎ、組み分け帽子が出した結果は
「グリフィンドール！」
ホッと肩を撫で下ろしながらこちらに向かってくるハリーと目が合う。
有名人を二人も入れたグリフィンドールは、鼻高々に笑っている。
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うらら(プロフ) - プリンさん» 長らく更新しておらず大変申し訳ございません💦ぜひこれからも楽しんでいってくれると嬉しいです😉 (2024年3月31日 23時) (
レス) id: 95fb161e69 (このIDを非表示/違反報告)
プリン(プロフ) - 続きが気になります！更新楽しみにまってます！ (2024年1月30日 22時) (レス) @page41 id: 4e08d3dad4 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - うららさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！あのボードに返事送りました！そちらの方なのでうらら様のボードの方に送りましたのでボード返事待ってます！後、ハリポタ最高です！ (2024年1月5日 18時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - かえるかなさん» ありがとうございます！他の作品も見て頂けるとは！嬉しいです笑ハリポタ作品はお気に入りしてくれる方が思ったより多くてびっくりしました。これからも頑張ります！ (2023年9月14日 21時) (レス) id: 95fb161e69 (このIDを非表示/違反報告)
かえるかな - 初めまして！主様の作品いろいろ見させていただいております。どれも素敵なものでドキドキしています笑！これからも頑張って下さい！更新楽しみにしております！☺︎ (2023年9月14日 8時) (レス) @page12 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うらら | 作成日時：2023年9月9日 23時
