はち ページ9
屋上に繋がる階段の立ち入り禁止の貼り紙を跨いで入る
『追いかけてきてはないみたい.....』
階段に座り息を整える。
困る。1番UNDEADとは関わらないようにしなきゃいけないのに。
ため息をつき、お弁当を広げる。
『いただきます...』
手を合わせてそう呟いてからお弁当を食べる。
これからはしばらくお昼はココで食べよう...
『はぁ....あの人が居るなんて...知ってたら来なかったのに...。』
「おや、こんなところに人がいるなんて珍しいですねぇ！」
「え.....」
俯いていた顔を上げると、そこには
長い水色の髪の上に鳩を乗せた...
『日々樹渉...先輩.....』
「おや！私のことを知っているのですねぇ〜！」
『この学校で知らない人いないと思いますけど...』
「ふふふ...そこまで言われると照れてしまいますねぇ」
『いや、てかそんなことより...鳩...』
「おっと、失礼しました...」
そっと鳩を手に乗せて髪に収納？した...
どうなってるんだ...その髪...
けどなんか聞いたらダメな気がする...
てか教えて貰えはない絶対...
「ところでお嬢さんは何故ここに？」
『あー、気分ですね』
日々樹渉先輩は3年生。謎が多い人だし。
あの人と関わりがあったら大いに困る。
「ほぅ...？まぁ探索はしませんがねぇ！」
『そうしていただけると助かります...』
「ところであなた、お名前は？
まぁ、あんずさん以外の女性は1人しかいないので
分かってるんですがねぇ！」
『じゃあなんで聞いたんですか、、、』
「初めましては自己紹介からではないですか！！」
『なんですか、その意味わからない持論は』
「おっとぉ、思ったよりズバッと言いますねぇ」
『テンション低い人なんで.....別に怒ってるとかでは
ないので.....』
「おやぁ？
わざと暗いあなたを演じてるだけではないのですか？」
『.....そんなこと、女優でもない私ができるはずないじゃないですか。』
「ふふふ...いいですねぇ、ミステリアスな女性！
とても面白いですね！柊Aさん！！」
『.........褒め言葉として受け取っておきます。』
ちょっと面倒な人に気に入られてしまった。
困る。
私は目立たず、ひっそりとこの学院から卒業したいのに。
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noppi(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！ (2022年5月20日 13時) (
レス) @page21 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
しらすごはん。(プロフ) - 乙狩くんとの追いかけっこ想像してにやにやしちゃいました´･ᴗ･`このお話を考えてくれてありがとうございます！これからの展開楽しみにしてます！ (2022年5月5日 10時) (レス) @page20 id: cbc564f1ca (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - これからも楽しみにしてます (2022年4月22日 7時) (レス) @page18 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - 更新ありがとうございます！更新楽しみです！ (2022年4月17日 1時) (レス) @page16 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - 面白かったです！いつも読まていただいております(●´ω｀●)これからの展開が楽しみです(*‘ω‘ *) (2022年4月6日 16時) (レス) @page12 id: 91edffca38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：旋菜 | 作成日時：2022年3月21日 0時
