【あんスタ】暗いあの子は元アイドル！？

にじゅうろく ページ28

『頑張ります！！！！！』

そう言って立ち上がった。


「うぉ！？え、なに！？そんな大きい声出たの！？」

『あの！今まですみませんでした！！

私から話しかけずらい雰囲気を作って……
プロデューサー失格でした。
今日からアイドルとプロデューサーではありますが……
その、、、


一緒に舞台を作る仲間として頑張ります。
よろしくお願いします！！！！』


勢いよく頭を下げる。

とても、恥ずかしいことをしているのは分かってるけど

なんか、言わなきゃいけないと思った。

声に出して、自分にも宣言するように。


「おう！！！！
俺らも、正直色々諦めてたところがあった……
だけど本当はもっと上を目指したい！」

「一緒に…仲間として……今回のライブ成功させよう！」



暗かった日々に、光が差し込んだ。

その後はいつも以上に細かいところを指摘した。

手の角度、顔の向き、表情。


レッスンが終わる頃にはメンバー全員、床に倒れ

「柊さんの本気レッスン……きっつ……」

と呟かれたけど、みんな笑ってたから良しとする(？)


メンバーと一緒にレッスンの後片付けや掃除をしてから
玄関にまで一緒に向かった。


今までの私に対する印象とか。

あのライブの時のレッスン中にメンバー2人が喧嘩してたとか

ユニットを受け持ってからの3ヶ月間の出来後を今になって知る。



今日からリスタートしよう。

私だって、諦めてたんだ。

このユニットメンバーがTricksterにはなれないと諦めているのと同時に

あんず先輩のようにはなれないと諦めていた。



諦めていた者同士。

これ程、頼りになる仲間はいるのだろうか。




頑張ってやる。

もうこの際、静かに卒業は出来ない。


それなら、とことんやってやろう。

この学園に名前を残してやろう。


そう誓った。

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皆様こんにちは！

更新をしばらくしておらず…すみません!!

どんな風に話を進めようか分からなくなりまして……

でもいざ書いてみるとなんとかなりますね(^^;

今後も気ままに更新しますので、よろしくお願いします！

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