にじゅうさん ページ25
時は流れ、放課後に。
今日もレッスンがあるため、急いで教室を出る。
『失礼します。』
扉をノックし、レッスン室に入る。
荷物を置いて顔を上げると
「A遅いぞい！我輩待ちくたびれてしまったわい！」
『.........失礼しました。』
何故か零さんが居た。
あれ、私部屋間違えた？
一旦部屋から出て、確認しよう。
荷物を持ち部屋から出ようとすると
誰かにぶつかる
『へぶｯｯ』
「なんじゃ今の声、可愛げ無いのぉ...」
「すまない...俺がでかいばかりに...」
鼻に手を当てながら上を見ると、乙狩先輩がいた。
「おい、アドニス！とっとと中に入れ！！」
後ろで大神先輩の声も聞こえる。
とりあえず、先輩方が中に入ってから出ようと1歩下がると
背中が誰かに当たる。
恐る恐る後ろを振り返ると
「どこに行くんじゃ？A、、、逃がさんぞい？」
そう言って微笑む零さん
『ど、どこって.....レッスンあるから...』
「うむ、なら尚更ここにおらんとダメじゃろ？」
『いや、え？...だってここに私の今日プロデュースする
ユニットのメンバー居ないし...』
「何言っとるんじゃ...おるじゃろ？」
『は？』
「我輩たちが♡」
『.......あのー.....元々頭のネジ外れまくってたけど
いよいよネジだけじゃなくて部品も消えた？』
「...Aや.....老人には優しくしないとダメじゃぞ...」
『私ちゃんとおばあちゃんに優しいです。』
「じゃあ我輩にも優しくしておくれ！！」
『私のおじいちゃんじゃないし...』
「じゃあAのおじいちゃんになる！！！」
『なれねぇから！！！！』
いや、まて…落ち着け。
いつもの零さんの流れにつられてしまった...。
『てかほんとに！！本番迫ってきてるんで、少しでもレッスンしたいんです！だから、どいてください！』
「え〜.......」
『え〜じゃないんですよ！！！』
「じゃあ今度、我輩たちにもレッスンしておくれ♡」
『いやだ。』
「じゃあ退かない♡」
『.........タチが悪い...』
「そんなの今更じゃろ？」
くっそ、どんな手を使って来るかと思ったら
めっちゃ原始的...だけど地味に確実...
『はぁ.......わかりました。1回だけならレッスンします。』
「Aならそう言ってくれると思ったぞい
Aが探してるユニットは隣のレッスン室におる。
部屋を譲ってくれて感謝する。と伝えておいておくれ。」
『わかりました...。』
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noppi(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！ (2022年5月20日 13時) (
レス) @page21 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
しらすごはん。(プロフ) - 乙狩くんとの追いかけっこ想像してにやにやしちゃいました´･ᴗ･`このお話を考えてくれてありがとうございます！これからの展開楽しみにしてます！ (2022年5月5日 10時) (レス) @page20 id: cbc564f1ca (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - これからも楽しみにしてます (2022年4月22日 7時) (レス) @page18 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - 更新ありがとうございます！更新楽しみです！ (2022年4月17日 1時) (レス) @page16 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - 面白かったです！いつも読まていただいております(●´ω｀●)これからの展開が楽しみです(*‘ω‘ *) (2022年4月6日 16時) (レス) @page12 id: 91edffca38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：旋菜 | 作成日時：2022年3月21日 0時
