帰りたいです【東方Project】【鬼滅の刃】

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宇髄「そうだな。花街までの道のりの途中に藤の花があるからそこで準備を整える」

瑠維「分かりました」

宇髄「付いて来い」

ｼｭｯ

瑠維「…」

ｼｭｯ

三人「？！」

我妻「え！？消えた！？あっ！はや！もうあの距離！胡麻粒みたいになっとる！瑠維ちゃんもはや！さっきまでここにいたのに！しかも浮いてる？！」

嘴平「これが祭りの神の力…！」

竈門「いや、宇髄さんは柱だから。瑠維は違うけど」

我妻「追わないと追わないと！！」


ｰｰｰｰｰ


瑠維(藤の家紋の家？)

竈門「瑠維は見るの初めてだっけ？」

瑠維「えぇ。説明お願いするわ」

竈門「この家紋の人は鬼殺隊を無償で泊めてくれたり手助けしてくれるんだ！」

瑠維「なるほど…大体のことは分かりました。説明有難う」

瑠維「…それにしても宇髄さんは偉そうに指図しますね。まるで朱鳥みたい…」

宇髄「アレとソレとソレ」

「ｺｸｺｸ」

ｰｰｰｰｰ

宇髄「遊郭に潜入したらまず俺の嫁を探せ。俺も鬼の情報を探るから」

瑠維「嫁？嫁いたんですか」

我妻「とんでもねぇ話だ！」

宇髄「あ”あ？」

我妻「ふざけないでいただきたい！自分の個人的な嫁探しに部下を使うとは！」

瑠維「宇髄さんは柱なので一人で捜せるはずです。なのに何故私たちが行かなければならないのか…少し考えれば分かるはずです」

我妻「と、言うと？」

瑠維「鬼に捕まったと思います」

我妻「瑠維ちゃん…あの人はきっとそういう妄想をしてるんだよ」

宇髄「クソガキが！！これが鴉経由で届いた手紙だ！」

我妻「ギャーー！」

竈門「随分多いですね。かなり長い期間潜入されてるんですか？」

宇髄「三人いるからな。嫁」

瑠維「え…それって不倫じゃ…」ﾎﾞｿｯ

我妻「三人！？嫁…さ…三人！？テメッ…テメェ！なんで嫁三人もいんだよ！ざっけんなよ！」

ﾄﾞｺﾞｫﾝ

我妻「おごぇっ！」

宇髄「何か文句あるか？特にそこのお前。何か言ってなかったか？」ｺﾞｺﾞｺﾞ

瑠維「私…あの時ちゃんと名乗りましたよ『鬼酔瑠維』と。お前と言う名前じゃありません」

宇髄「あーそうかい！」

瑠維「特に文句はありません。ただ、字が綺麗だなぁっと…うちの朱鳥も見習って欲しいなぁっと」

ｰｰｰｰｰ

朱鳥「ぶぇっくしょん！」

ｰｰｰｰｰ

竈門「あの…手紙で、来る時は極力目立たぬようにと何度も念押ししてあるんですが…具体的にどうするんですか？」


つづく

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