弐拾肆話【後編】 ページ9
炭治郎(下弦の…伍。やっぱりこの強さ。この子が本物の十二鬼月。糸は簡単に斬れない..折れた刀じゃ何も出来ない...!!)
累「嫌な目つきだね…もしかして僕に勝つつもりなのかな...??」
瑠維「しまっ!」
炭治郎「禰豆子!」
累「さぁ。もう奪ったよ。自分の役割を自覚したかな?」
瑠維「その子を放せ!」
累「逆らわなければ命は助けてやるって言ってるんだ。」
禰豆子「んん!」
禰豆子に鋼のような糸が絡みつき、きつく体に締め付けられ、体中に切り傷ができる。
炭治郎「っ!!」
瑠維「あっ…あっ…」
瑠 炭「「禰豆子!(ちゃん!)」」
累「うるさいよ。このくらいで死にはしない、鬼なんだから。知ってるだろ?でもやっぱりきちんと教えないとだめだね。恐怖を植え付けて...それでも従順になはないようなら日の出までこのままにして少し炙るか。」
炭治郎「禰豆子を…放せ!!」
累「だから...!うるさいんだよ!!」ビュン
炭治郎「ぐぁっ…」
瑠維「炭治郎君!!」
炭治郎「がぁ!ごほ!ごほ!」
瑠維「っ!!(血が…出血量が多い...)」
累「君…まさかとは思うけど僕に近づきさえすれば首が斬れるとか思ってない?」
瑠維(頭が回らない!急いで!呼吸を整えて!)
累「いいよ?ほら?やってご覧?」
瑠維「いい加減に…しろ!」
瑠維「雨の呼吸!弐ノ型!雨風の逆鱗!」
累「…弱いね」
瑠維(なんで?!このままじゃ...!!)
炭治郎「うおりゃぁぁあ!」
ガキィン!
炭治郎(刃が…通らない!)
累「だから言っただろう?君は僕に敵わない…僕の体は僕の操るどんな糸よりも硬いんだよ。糸も斬れない君に首を斬るなんて到底無理だよ」
禰豆子「んー!!ん!ん!んー!!」ジタバタ
瑠維(だめ…落ち着かなきゃ...)
炭治郎(強い…今までにあった鬼には比べ物にもならない。これが十二鬼月の力なのか...!)
禰豆子「んー!!んー!」
累「うるさいよ。少し黙って」
ザクッ
瑠維「禰…豆子ちゃん…」
炭治郎「やめろ!!」
累「お前の兄は僕だぞ。いつまでも喚き立てるな」
つづく
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作者名:佐倉。 瑠維 マカロンペ朱鳥 兎羽 x他3人 | 作成日時:2019年9月16日 21時