参拾玖話【後編】 ページ39
ー蝶屋敷内にてー
？「まぁ、鋼鐵塚さんは情熱的な人ですからねぇ。」
炭治郎「はい...」
？「人一倍刀を愛していらっしゃる。あんな人は、刀鍛冶の里でも中々いません。」
炭治郎「そうでしょうね..」ﾁﾗｯ(鋼鐵塚を見る
？「あぁ、申し遅れました。私は鉄穴森と申します。伊之助殿の刀を打たせてもらいました。戦いのお役に立てれば、幸いです。」
伊之助「...」(刀を持つ
鉄穴森「はぁぁ...綺麗ですねぇ、藍鼠色が鈍く光る、渋い色だ...刀らしいいい色だ。」
炭治郎「良かったな、伊之助の刀は刃こぼれ酷かったから...」
伊之助「ぁあ？」
鉄穴森「握り心地はどうでしょうか？実は私、二刀流の方に刀を作るのは初めてでして...」
伊之助「...」ｽﾀｽﾀ
鉄穴森「伊之助殿...?」
炭治郎「？...どうしたんだ？石なんか持って...」
伊之助「...おらっ！」ｶﾞﾝｯ(刀を石で叩く
炭 金 鋼「？！？！」
伊之助「...よし。」
鉄穴森「ぶっ殺してやる！このクソ猪が！なに晒しとんじゃごらぁ？！」
炭治郎「お、落ち着いて！落ち着いてください！」
伊之助「...ふんっ！」ｶﾞﾝｯ(もう一本の刀も石で叩く
鉄穴森「くぁwせdrftgyふじこlp？！」
炭治郎「すみません！すみません！！」
ー夕暮れ時ー
鉄穴森「ないわー、アイツないわー？！刀を？！石で？！なぁいぃわぁー！？」
炭治郎「すみません！すみません！」
ー夜ー
炭治郎「...」ﾋｭｰ...ﾋｭｰ...
なほ「大丈夫そうね！」
きよ「炭治郎さん、すごく頑張っていたもの！」
すみ「またおにぎり作ってあげよう！」
きよ なほ「「うん！」」
ー朝ー
ﾋﾟﾖﾋﾟﾖ
ー鬼ごっこ中ー
アオイ「はじめ！」
カナヲ「...」ﾀﾞｯ
炭治郎「...っ！」
炭治郎(俺の体は変わった！早く刀を振りたい！この手で！日輪刀を！)
ﾊﾟｼｯ
カナヲ「?!」
炭治郎「いやぁったぁぁあ！」
ー反射訓練中ー
炭治郎「ぐっ..」
すみ「いい勝負です！頑張って！」
炭治郎「ぐぅぅぅ！！」
炭治郎(気を緩めるな！いけるぞ！！)ｶﾞｯ
炭治郎(湯呑みをとれた！)
炭治郎「いけぇぇぇ！...はっ！」
炭治郎の理性「この薬湯臭いよ！かけたら可哀想だよ！」
炭治郎「ぁ...」ｺﾄｯ
きよ「かったぁあ！」
なほ「勝ったのかな？！」
すみ「かけるのも置くのも同じだよ！」
3人「やったぁぁあ！！」ﾜｲﾜｲ
カナヲ「...」ﾎﾟｶｰﾝ
つづく。
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作者名：佐倉。 瑠維 マカロンペ朱鳥 兎羽 x他3人 | 作成日時：2019年9月16日 21時
