私達と柱【鬼滅の刃】弐 (ページ35)

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参拾漆話【後編】ページ35

数時間後

炭治郎「ありがとうございました...!」

アオイ「...!」ﾌﾟｲｯ

炭治郎「？」ﾊﾞｯ(振り返る

善伊「「ｼﾞｰ...」」

炭治郎「伊之助！善逸！」

善伊「「...!!」」ｿｿｸｻ

アオイ「私は知りませんよ。」ﾌﾝｯ

ーーー

炭治郎「...」ｽｩｰ

炭治郎「ふぅぅぅう！」(瓢箪を勢いよく吹く

なほすみきよ「頑張れ！頑張れ！頑張れ！」

炭治郎「むぅぅぅう！」ﾋﾟｷﾋﾟｷ

なほ「...!!」ﾊﾟｧｱ

ﾊﾟﾘﾝ

炭治郎「...!!」

なほすみきよ「やったぁぁあ！」

炭治郎「割れたぁぁあ！」

すみ「あとはこの大きい瓢箪だけですね！｣

炭治郎「うん！」

ﾜｲﾜｲ

ﾋｮｺｯ

善逸「...やべぇ...」

そして今に戻る...

ー朝ー

善逸「ん...」ﾊﾟﾁｯ

伊之助「zzz」

善逸「...」ｷｮﾛｷｮﾛ

善逸(炭治郎...もう訓練に出たんだ...まだ夜、開けたばかりだよ...)ｼｭﾝ

善逸(努力するのは苦手です、地道にコツコツやるのが1番しんどいです。)

ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

雀「ちゅん！

善逸「あ...お前か。炭治郎に置いてかれてしまった焦りなのか、丁寧に教えてもらっても、上手く覚えられないんだよ...」

雀「ちゅん、ちゅんちゅん！」

善逸「俺たちってほんとダメだなって思います。」

雀「ちゅんちゅん。」

善逸「もしかして、今そうだって言った？それはいくらなんでも酷くない？少しはお前も、頑張ってる、くらい言ってくれてもいいと思うんだけど。」

雀「ちゅんっ！ちゅんっ！」

善逸「もっと頑張れって言ったのか？...はぁ、仕方ないなぁ...」ﾁﾗｯ

薬を手に取る

善逸「うぅ....んっ！」ｺﾞｸｺﾞｸ

善逸「まっず...ん？」

伊之助「...」ﾌﾝｽ

伊之助「行くぞ紋逸。」

ーーー

雷葩「炭治郎くんが会得しようとしているのは、全集中、常中という技でね...!全集中の呼吸を四六時中やり続けることで、基礎体力が飛躍的に上がるんだよ！」

炭治郎「かなり気合いを入れないと、俺もまだ一日中全集中の呼吸は出来ないけど、善逸と伊之助なら大丈夫だ！」

炭治郎「えっと...肺をこう！こうやって大きくするんだ！血が驚いたら、骨と筋肉がぶぉん！ぶぉんっていってくるから、留めるんだ！」

善逸(俺に出来んのかな...本当に...炭治郎でさえあんなに苦戦してんのに...)

炭治郎「あとは死ぬほど鍛える！」

伊之助「...」ｽﾞｩｩﾝ

つづく。