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過去【瑠維編】 ページ6

瑠「お母さん!いつもの花畑にいってくるね!」
母「夜になる前には帰ってきてね」
瑠「はーい!行ってきます!」

そういい瑠維は花畑に向かった。

瑠「いつ来てもここは綺麗だなー!そうだ!お母さんに1つ持っていってあげよう!」

そういい私は花を積むの夢中になっていた。そして気づいたら夜になっていた。

瑠(あっ!もう夜だ…早く帰らないとお母さんに怒られる!)

そう思い急いで家に帰っている途中に瑠維あることに気がつく。

瑠(あれ?もうお父さんは帰っているはずなのに…静かだ…嫌な感じ)

そう思い急いで家に向かった。そして家に着いた瑠維は言葉を失った

瑠「え?お父さん?お母さん?」
?「ヒヒ!餓鬼が来た。ヒヒ!美味そうだなぁ」
瑠「だ、誰?!」
?「ヒヒ!美味そうだなぁ。」
瑠「貴方が殺したの?お父さんとお母さんを」

そして瑠維は初めて【鬼】という存在を知った。

鬼「しかもそこの女は稀血じゃねぇか!美味そうだなぁ。早く食いてぇなぁ!」
瑠「お前!許さない!」
鬼「ヒヒ!俺を殺せるのか?お前みたいな餓鬼が?どうやって?ヒヒ!」
瑠「絶対お父さんとお母さんの仇はとる!」
鬼「ヒヒ!とれるかなぁ?お前な餓鬼が!」

その時瑠維は昔お父さんとの会話を思い出した。

父「瑠維。おいで?」
瑠「お父さんー!なにー?」
父「いいかい?瑠維。もし家の中に化け物がいたらお父さんの部屋に飾ってある刀を使って化け物を倒しなさい?大丈夫。瑠維ならできるよ。
瑠「?わかった!お父さん!」

そう…そうだ!思い出した!お父さんの部屋に飾ってある刀を使ってこいつを倒す!

瑠(はやく。はやく!お父さん部屋に行かないと!)
鬼「へへ!どこに逃げたってお前は死ぬんだ!」
瑠(あった!これだ!これを使ってこいつを…)
鬼「おいおい。こんな所に逃げてどうするんだ?」
瑠「これでお前を倒す!」
鬼「なんだ?刀がなんだ!お前は弱いから刀を上手く使えない。弱い!お前は強くない!」
瑠「?!」

確かにそうだ。私は弱い。初めて刀を握った。それで人を殺す化け物が相手なんて、勝てない。

瑠「いいや!私は必ずお前を倒す!絶対仇をとる!」
鬼「ヒヒ!仇をとれたらいいなぁ!」
瑠「雨の呼吸 壱ノ型 五月雨」
鬼「?!なぜこんな餓鬼が呼吸を使えるんだ?!」

あぁ…勝った…勝ったんだ。お父さんお母さん仇はうったよ。

そう思い瑠維は気を失った


―大正コソコソ噂話―
瑠維のお父さんは昔鬼殺隊だったらしいよ!

過去【瑠維編】弐→←修業「雷葩編」



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作者名:佐倉。 瑠維 マカロンペ朱鳥 | 作成日時:2019年9月4日 21時

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