【REBORN×コナン×呪術廻戦】7.ジャッポーネは平和だと思っていたんだが (ページ45)

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313話ページ45

ヒロside

呪術総監部から通達

一、Aるいが危険因子を匿っている事実を確認、A家が死罪を認定した

二、A家がAるいに対する死刑執行を確認

三、AAを危険因子として死罪を認定する

Aから見せられたメールには、こんなふざけた内容が綴られていた

同じ国とは思えない、法律から逸脱しているのが呪術界と理解しているけど……

それに、るいって…お師匠さんじゃないか……

だからAはこんなにも焦って…

赤「何をしたらこうなるんだ？」

『なんもしてない…と思う。たぶん僕の存在がNGなんだよ』

降「だからって…」

『上の人達、自分の身が一番可愛いクソッタレの集まりだからさ。僕の何かに恐れを抱いているんじゃない？』

心当たりは無いけど、と付け足した

何かをした訳じゃない、ただ脅威だから排除するって事か…？

そんなのおかしいだろ…

ヒ「A…逃げよう。俺も着いていくから…」

Aに助けられたこの命

今度は俺が救いたいんだ

『ダメだよ、警察官がそんな事言ったら』

ヒ「目の前の命が救えなくて何が警察官だ！そんな正義だったら俺は警察官じゃなくていい！」

降「景…」

まだ助かる命を見捨てる為に警察官になったんじゃない

そんな正義、俺がなりたかったものじゃないんだ

『……ごめん』

ヒ「っ…」

赤「大人しく殺されるつもりか？」

『腐った人間に捧げる命なんて持ち合わせてないよ』

ならなんで…

なんで逃げる選択肢を取らないんだ…

呪術師が少ないという海外なら日本より幾分か安全だろ？

『まだ…やらなきゃいけないことがあるんだ』

ヒ「命より優先するものがあるものか！」

『だとしても…！…師匠はまだあの家に居るんだ……取り戻さないと…』

A家、そこに遺体があるはずだ。悲しそうに、でも真っ直ぐな瞳でそう言った

あぁ、これは俺には止められない

そう悟った

たまにお師匠さんの話は聞いていた

いつも嬉しそうに、楽しそうに話していたのをよく覚えている

尊敬して信頼して慕って愛していた、父親同然の人だ

死んだ人間は、もう戻らない

誰しもがそんな事は理解している

それでもせめて…遺体だけは、と取り返そうとしているんだ

俺には止められない

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