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｢ごめん お待たせ｣
大西｢ううん 大丈夫 ｣
部屋に入っていつものように2人でくつろいでテレビを見る
私にとって流星はたわいもない話で盛り上がれるし話さなくても気まずくならないし隣にいてくれるだけで落ち着く存在だ
小さい頃から同じような境遇で過ごしてきただけあって仕事面でも尊敬しているし流星から学ぶことも沢山ある
もちろん流星とはこうやってプライベートでもよく会うような仲
｢流星 そろそろご飯作るけど何がいい？｣
大西｢うーん｣
｢もつ鍋は無理やで｣
大西｢わかってるよ！ ハンバーグとかは？｣
｢おぉいいやん そうしよ｣
大西｢流星もなんかやってええ？｣
｢えぇ危ないで｣
大西｢じゃあ見とく｣
｢うん そうして そう言えばグループになってから家来るの久々やね｣
大西｢そうやね Aと2人ってのもあんま無いし｣
｢やっぱ流星といると落ち着くなぁ｣
大西｢そう言えば今日どっか行ってたん？｣
｢うん 初めてカラオケ行った｣
大西｢ふーん 誰と？｣
｢Aぇのみんなとやで 楽しかったなぁ｣
大西｢そっか……｣
｢どうした？｣
大西｢Aはさ 僕達とやってた時より今Aぇさんたちと一緒にいる時間のが楽しい？｣
｢え？ それ比べる？｣
大西｢この前だってAぇさん達A家泊まったんやろ？ それにAも晶ちゃん家泊まりに行ったんやろ｣
｢いや、行ったけど｣
大西｢Aは僕家には来たことないし あんな風に晶ちゃんと楽しそうな写真ブログにあげてるし｣
｢ちょっと流星落ち着いて どうしたの？｣
大西｢ごめん… 今日は帰るわ｣
そう言って流星は家を飛び出して行った
残ったのは作りかけのハンバーグとこのなんとも言えない空気だけ
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作者名：もる | 作成日時：2020年5月21日 21時
