同居人が顔面の良さと色気爆走させてる【赤井秀一】

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「....しっかりしてくれよ父さん 言ったろ、Aねぇちゃんの目はごまかせないかもって」 「すまない...彼女を目の前にするとすっかり気が緩んでしまってな」





確かにそう、聞こえた。


あの人は優作さんの声だった。


という事は、優作さんがなんらかの理由で昴さんに変装していたという事になる。


有希子さんは変装の名人だ。

驚く事はない。




コナンくんが何故優作さんの事を父さんと呼んでいたかは
不明だが.....。




私はあの事件、
半沢さん事件から、精神を少し病んでしまった為
不眠症改善の薬を、貰っていた。

それで耐性が少しついていたせいか
麻酔が完全に効くのがコナンくんや優作さんが思うより
少し遅かったのだろう。






ずっと、自分の中で知らず知らずのうちに秘めていた違和感が

昨日の出来事によって自覚する事となった。




"変装"

それがテーマだ。










「ねぇ、コナンくん
　私、昴さんに出会うまで恋をした事がなかった」



「..............いきなりどうしたの？」



「なのに、それなのに
　急に同時に2人の人を好きになるなんて...さ
　おかしいと思っちゃってた訳よ」




コナンくんは息を呑んでいた。




「もし、私の考えが合ってたらさ
　赤井さんと昴さん、どっちにも惹かれてしまった自分に、....彼らを好きになった自分を誇りに思うの」





「あ、あの....Aねぇちゃん....」









「昴さんと赤井さんは
　絶対、同一人物だよ」










「自分で考えてみろ」






2度目ましてで脈アリ？んな訳あるか！！
なんて思っていたけども






彼らが同一人物だと確定した場合.....




私はそう思うと、身体中が湯気が出るほどに火照りつくしてしまった。




あまりにもの熱さに耳をつまんだ。





(.......そういう...事だよね.....)










お母さん、お父さん



ついに私にも



春が来ました。


















____________作者より

物語が終盤に向かっているように見えますが
まっだまだ続きますので

よろしくお願いいたします。

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