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〈現状、その男を捕まえたとしても逮捕とまではいかないだろう。これからの彼女に平和を取り戻す為には ある程度踏み込んだ事をしなくてはならない〉



昴さんの言う通り
変態野郎を捕まえる為には、現行犯で捕まえなくてはならない。



変態野郎が忍び込み、彼女に手を出そうとしたところで
ある部屋で待機していた昴さんが取り押さえる。


俺の役目は....




〈危険な作戦だ。現行犯と言っても彼女には指一本触れさせたくない。何があるか分からない。
ボウヤはもしもの時のために、彼女の近くで待機していてほしい。






(昴さん....
いくら現行犯じゃないと言っても
 俺が高木刑事に頼めば、昴さんが動かなくとも
 警察に張り込んでもらえるのに...)





それを提案すれば昴さんは




「......信じてもらいたくてね。
彼女が堂々と俺に助けを求められるように






昴さん...いや、

赤井さんの、電話越しで伝わるあの本気(マジ)の声。





(まさか.....赤井さん....)






「うぁぁぁぁぁ!!!」





そんな事を考えていれば
下の方で変態野郎であろううめき声が聞こえてきた。





「.....んぅ....なに....?」




そのうめき声によって、Aねぇちゃんの目が覚める。


重い瞼を擦りながらゆっくりと起き上がる彼女は
俺を見つけるなり、その寝起きの目を大きく広げる。




「.....え?コナンくん...?なんで...?」





「Aねぇちゃん、下へ急ぐよ」



「えぇ?」




俺は状況を理解できていない彼女の手首を掴み、
部屋を出た。














沖矢 side



彼女を苦しめた犯人の腕を後ろへ捻り、床へと押さえ込んだ。





「は、ハメやがったな...このクソ男!!」




「........相手が悪すぎたな」




ゴミを見るような目を犯人に向け、見下ろした。



犯人は例えが悪いが
ゴキジェットをぶっかけられた害虫のようにジタバタと暴れる。



「離せ!俺は...!俺は彼女と...!
 俺は彼女のあれに...俺の俺をぶち込むn」



犯人が言い終える前に俺は犯人の腕を更に捻った。





「.....こいつはとんだゲス野郎だな」

 


「昴さん!!!」
 


2階から降りて来るボウヤと、それに連れられる彼女の姿が。


彼女は声を発する事もなく、口を手で押さえてこの光景を目に呆然としていた。




「ボウヤ....警察を頼む」





「もう呼んだよ!!」

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設定タグ:沖矢昴 , 名探偵コナン , 赤井秀一   
作品ジャンル:アニメ
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よんたん(プロフ) - 悠希さん» 有難うございます❤︎頑張れます🥹励みです🥹🍀 (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - しまさん» 赤井しゃん...❤︎笑 有難うございます🥹 (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - ダイアナさん» 嬉しい...有難うございます😭 (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - アンさん» 頑張れます🍀ありがとうございます❤︎ (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - さくら(ふぶきち)さん» ありがとうございます❤️ (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よんたん | 作成日時:2023年5月2日 1時

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