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彼パーカーしてみた ページ7
「豪さんの匂いする……」
とは言ってもいつも使ってる柔軟剤だけどさ。
……特別な感じがする。
ていうか、本当に黒しか着ないんだね。
あたしも言えないんだけど……
「ただいま」
「あっ、ヤバ」
部屋に入ってきた彼はあたしを見るなり1歩下がった。
怒られる?それとも呆れられる?
「あの、それ」
「豪さんのパーカー……勝手に着ちゃいました」
「……可愛い、けど……」
口篭るなりなんなり、あたしの耳元で囁いてきた。
それが何を意味するのか気付いて赤くなった刹那、
気が付いたらもう柔らかい布の上だった。
『そういう格好されると困る……今日はもう無理』
結果
シャイ気味の彼にこういう格好は良くなかったようです。
それに、その性格の裏にいる鰐を起こしてしまいましたね。
もう大変ですよ。
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作者名:アンドロメダ | 作成日時:2019年9月1日 22時