検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:16,425 hit

彼パーカーしてみた ページ7

「豪さんの匂いする……」

とは言ってもいつも使ってる柔軟剤だけどさ。
……特別な感じがする。
ていうか、本当に黒しか着ないんだね。
あたしも言えないんだけど……

「ただいま」
「あっ、ヤバ」

部屋に入ってきた彼はあたしを見るなり1歩下がった。
怒られる?それとも呆れられる?

「あの、それ」
「豪さんのパーカー……勝手に着ちゃいました」
「……可愛い、けど……」

口篭るなりなんなり、あたしの耳元で囁いてきた。
それが何を意味するのか気付いて赤くなった刹那、
気が付いたらもう柔らかい布の上だった。



『そういう格好されると困る……今日はもう無理』



結果
シャイ気味の彼にこういう格好は良くなかったようです。
それに、その性格の裏にいる鰐を起こしてしまいましたね。
もう大変ですよ。

キスマーク付けられた→←雷を怖がってみた



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
設定タグ:あなたの番です , 佐野豪   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アンドロメダ | 作成日時:2019年9月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。