【銀魂】いやそんなこと知ってますけど。【沖田総悟】

2話目ですけど。 ページ3

夢主side



ｽﾊﾟｧｧｧｧｧﾝ!!


土方｢うぉお？！？！｣


『副長、書類終わりました』


沖田隊長の仕事も私が片付け、両手に書類いっぱいのため足で襖をあける


土方｢お前なぁ……！！｣


この音に毎度びっくりしてくれる副長。


やめようと思えばやめれるが面白いのでやめない。


副長は呆れた様子で頭をガシガシとかいた



土方｢ったく……あー…総悟は？｣


『沖田隊長は神楽ちゃんの所です。』


ちなみに副長は私が沖田隊長に恋してることを知っている


マヨとヤニの匂いはえげついが応援してくれているので嫌いじゃない。


はあ、と横でため息をつくマヨ方副長。


違う土方。


『別にいいじゃないですか。書類は私が終わらせてますし。』


土方｢そういう問題じゃねぇだろ。てかいいのか？｣


『なにがです？』


土方｢万事屋んとこ行かせて。｣



その問いに少し考える。


だいぶざっくりした質問だが恐らく、


好きな男を違う女の元に行かせていいのか


ということだろう。


『…別にいいですよ。勝ち目ないことは知ってますし。それに、』


沖田隊長は神楽ちゃんのことが好きなんだと思うんで。


そう言えば副長は少し複雑な顔をした。


鬼の副長と呼ばれているがすごく優しい人なんだろう。


『では失礼します。姐さんからゴリラの回収を頼まれてるので。』


土方｢……おう。｣


あれ、珍しい。


ゴリラの回収って言えばいつもため息をつくのに。


まあいいや。


複雑な顔してたからその事を色々考えてたんだろう。


私の発言のことを特に。


本当のことだからいいけど。


自分で言ってて悲しくなってきた


というのは嘘でもう開き直ってる。


むしろ沖田隊長の恋を応援してる。


私が沖田隊長に恋してることを知っているのはごり…近藤さん、副長、ザキ、女中さん、メガネくん、銀さんぐらい。



恋する乙女なんてキャラじゃないから恋なんてとっくに諦めてます。

3話目ですけど。→←1話目ですけど。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す