【約ネバ】演技の上手な女の子 (ページ4)

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3話ページ4

コニー｢A…泣かないで……ふぇ…｣

コニーはもらい泣きしやすい。

内心やべっ、って思ってしまった。

ドン｢コニー！｣

でもドンがいるし、大丈夫だろう。

エマ｢A…ごめんね…｣

トーマ｢ごめんA…だから泣かないで…｣

ラニオン｢Aごめんッ！泣かないで！｣

本当はもう少しいじりたい所だが…

ラニオンもトーマもエマも泣きそうになってるので止めよう。

貴『…次からッ……ちゃんと言う事聞く…？』

エマ､トーマ､ラニオン｢｢｢聞く！｣｣｣

言ったな…？

貴『言ったね？ギルダ、ドン、フィル、コニー？』

ギルダ｢言ったね♡｣

ドン｢えっ…言ったけど……えっ!?｣

コニー｢うんっ…！｣

フィル｢言ったよ…けどA大丈夫？｣

驚くみんな。

貴『全部演技でしたー！ナイスサポート、ギルダ！』

ギルダにサムズアップをした。

エマ｢またAの演技だったのー!!?やられたー!!!｣

トーマ｢マジ泣きかと思った……｣

ラニオン｢それな…｣

ドン｢てかギルダもグルかよ！｣

ギルダ｢ふふふっ…｣

性格も年齢も肌の色もさまざま。

私達に血の繋がりはない。

でも

エマ｢ほっはよー！｣

フィルをおんぶしながら挨拶するエマ。

口引っ張られてるから｢ほ｣になってる…。

エマ｢ノーマン！レイ！｣

貴『朝から騒がしくてごめん！おはよう！
ノーマン、レイ！』

仲が良くて、私達と同じ最年長の2人だ。

ノーマン｢おはようエマ、A｣

レイ｢ほはよー(・・・・)エマ。
おはようA｣

エマ｢!!｣

優しいノーマンと少し意地悪なレイ。

ノーマン｢元気だねぇまだ朝ごはん前なのに｣

レイ｢お前歳いくつだ？5歳？Aの苦労も考えたら？｣

エマ｢3人と同じ11歳!!こんなだけど！
レイの意地悪〰！Aはいつもごめん！｣

エマは顔を赤くしてレイに怒鳴る。

貴『いいよいいよ！エマにも助けてもらってるしお互い様！』

レイ｢そうやってAは甘やかす…｣

そう言われ思わず口をとんがらせ、そっぽを向く

ママ｢エマ、A。こっち手伝って｣

エマ｢ママまで！｣

貴『今行く！』

私たちの会話を聞いてだろうママがクスっと笑ってそう言った。

エマはママに笑われてショックを受けた。